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沼津川の湧き水2011/01/09

外浦海岸


民宿「やっさか」のご主人から以前、沼津川のことでお話しをうかがったことがあります。その後、沼津川にも湧水があったことを知り、それがどこなのか気になっていました。

きのう橋の上から沼津川を覗いているご主人にたまたまお会いしたので、その辺を訊いてみると、民宿の裏の林の中に湧水があったことが分かりました。この湧水は飲料水や畑の水として、付近の人たちの生活を長年に渡って潤してきました。下のテングサ洗いの水源にもなっていたのです。

新国道がここにできる前は大雨が降ると、熊が沢の水がどっと押し寄せて被害は少なからずあったそうで、上流に堰堤ができてからは大川のほうへ流れ込むようになり、沼津川はその後は涸沢になって心配はなくなったとのことです。

しかし、この湧水を使ったテングサ洗いは暫く続けられたのが、日大病院からの排水溝がこの場所に落ちてから使えなくなったという話は前にも聞きました。現在は別のルートから引いた水を使っているようです。

「やっさか」のご主人がこっちへ来てご覧というので、「さくら介護」の駐車場の奥の柵へ寄ると、畑の中に数本の枝垂桜がありました。これは花桃で、10年前に伊豆高原で買った苗木を植えこんだものがこんなに立派になったと言います。4月になれば咲き始めるので、覗いてみたらと勧められました。楽しみです。