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足湯の工事2011/06/01

文化公園の足湯


きのう文化公園をのぞいたら、足湯の工事が入っていました。先週から足湯の矢倉の湯が干しあがって休業状態でしたから、やはりどこか不具合があったのでしょう。

よく見ると、傍らに数本の細い配管が並んでいます。どうやら、配管を交換するようです。去年も数日お湯が止まったことがありましたが、これほど大掛かりな工事ではなかったように思います。

ここの足湯は規模が大きいし、ホテル街の中心にありますので観光客に人気がありました。雛の館では“つるし端午の福祭り”が開催されていますので、足湯の早期の復旧が待たれます。

この上にあるヤオハンの石垣にはシモツケソウが咲きだしました。梅雨空に濃いピンクが一段と映えています。他にも梅雨時の主役、アジサイも。

この石垣は一年を通していろいろな花が人を楽しませてくれています。春先にはジンチョウゲ、シャリンバイ。サクラの後はツツジ。そして今はスイカズラも。






下田警察署のソテツ(実はヤシ)2011/06/03

下田警察署のソテツ


赤いソテツの実が生っているのを始めて見たのは役場玄関前でした。それは、稲取に来て間もなくのことでした。気が付くと、ソテツの木がここ伊豆では街路樹や庭木として至るところで見られ、南国情緒をかきたてられたものです。

ところできょうは下田から蓮台寺駅まで歩いたのですが、ちょっと寄ってみた下田警察署の玄関前に奇妙な格好のソテツがあることに気が付きました。

すんなりと伸びた幹の先にクスダマを大きくしたようなものが付いており、そこからあの大きな葉を茂らせているのです。よく見ると、シダが寄生植物のように纏わりついています。

暫く見上げて写真を撮っていたら署員の方が寄って来られて、実はこの中にセキレイの巣が20個もあるとのこと。折からちょうどハクセキレイがカーブミラーの支柱の上に飛んできました。口に細長いものをくわえています。様子を見てから、その巨大なクスダマの中に突入していきました。このセキレイはちょうど巣作りの最中だったのです。

ここは警察署の庭です。このハクセキレイたちは最高に安全な場所を選んだのではないでしょうか?


<背景は下田富士>


三筋山2011/06/04

アザミ


三筋山はもう夏の装い。全体に緑は色濃く、山焼きした足元の雑草は逞しく伸びきり稜線を隈なく覆っています。しかし、百花繚乱?を期待して出かけたのに、赤紫の野アザミに感嘆した以外は、特にこれといった花に出会えませんでした。

初夏の日差しを避けて東屋のベンチで休憩していると、湿原をわたってくる風が気持ちよく、じっと野鳥の声々に耳を傾けます。

甲高い声でケキョケキョケキョケキョ・・・と鶯の谷渡り、そして、トッキョキョカキョク特許許可局・・・と、カッコウの誠実そうな呼び声。ホオジロの“聞きなし”、源平ツツジ白ツツジ・・・はきょうは聞くことができませんでした。

湿原の中を流れる小川のせせらぎも、そしてカラスの悪声でさえ悠久の和音を構成します。きょうは大自然の素晴らしいコンサートを聞かせてもらいました。


芝原湿原



中の平の貯水池2011/06/05

貯水池


きのうは三筋山の帰りに“中の平”の貯水池を見て参りました。例の立派な石碑の横から、民家の脇を上がってゆく細い道が芝刈りされていました。石碑の横に看板が横倒しになっていて、「ひょうたん池」と書かれた頭に矢印もついており一般の人でも見学が可能のようでした。


池のサイドに上がってみると、これはこれは立派な公園の趣があります。前方を深い森に囲まれ、碧い水を満々と湛えています。かなり大きな貯水池です。コンクリートの堤は球場のスタンドのようにスマートに仕上げられ、田圃の灌漑用に造られたものとは印象の違った立派な施設でした。


現在、中の平の田圃は二か所だけ。殆どがハウスに替わっています。雑草もなくきれいに整地された田圃には水が少しだけ導入されていました。ちょうど畔で水張りの準備をしている人がいたのでお邪魔しました。

田圃の代掻きは水を張った後に行うそうです。早苗は別の場所で個別の箱で栽培しているとのこと。田植えは、その早苗の生育状況を見て、こちらでは機械を使って行うということでした。

志津摩の田植えは手植えかな?とりあえず代掻きの様子を見ておかねば。





田植えの段取り2011/06/06

向田の田圃


向田の田植えの段取りが気になって、今朝は散歩の足を志津摩に向けました。ラッキーなことに向山のミカン畑で“うわん丈”さんの姿を見つけました。

去年は7月に入ってからの田植えになったが、今年は再来週あたりを考えているとのこと。でも、人手を借りるのでそれぞれの都合ではっきりとは確定してないそうです。中の平より若干遅くなるでしょう。

向田は棚田状になっており、伊豆急の線路側は既にレンゲ等の雑草刈りが済んでいました。芝刈り機を二度使って細かくしてあるので、水を張って代掻きすれば土に馴染むようです。

こちらの田植えは昔ながらの手植えで行うそうですので、その様子を是非写真に収めておきたいと思います。棚田には手植えが絵になる。