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稲取保育園児の作品展2016/01/28

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稲取保育園の作品展が今年も今日から始まりました。私どもも夫婦で鑑賞してまいりました。ラキューの作品や墨書、毎年行っている20世紀美術館での模写、ぬいぐるみ、リース作品等々、数えきれないほどの作品が陳列されていました。
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ご多忙のなか、諸先生に説明していただきながら一つ一つ鑑賞してゆきました。一番奥のステージに展示されていた作品は、カプラという細木を使った船や塔、ロボットなどを前面にして、背景に山里の家と怪獣を配置しています。何かの物語を暗示しています。

 

面白い話があります。園児たちがみんなで協力して出来上がってから、ふと園児の一人がこの船の右舷に手を触れたところ、反対側の左舷の一部がたちどころに崩れたというのです。この作品はカプラを丁寧に積み重ねて作ったもので、崩れるのは仕方ないのですが、反対側のみが崩れたのが不思議です。何かの連鎖で、ある種の力学が働いたのでしょうか。

 

松ぼっくりを使ったリースの材料がシーダーローズだと聞いて勉強になりました。ヒマラシーダーの松ぼっくりは乾燥すると、バラの花のような形になるのだそうです。珍しいですね。これも稲取にあるヒマラヤ杉の松ぼっくりだそうです。また他に、新聞紙を使ったバラの花もありました。

 

木で作った編み機は理事長先生の“作品”だそうですが、その精巧にして美しい出来栄えは言わずもがなで、この編み機を園児が使いこなして出来た作品が展示されていました。器械を使いこなす園児たちの能力は計り知れないものがあります。
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今年も豊かな表現力の数々に感動したひとときでした。なお、この作品展の開催は以下のとおりです。

/28(木)・29(金)  8時~19時

/30(土)        8時~18時

   稲取保育園内