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路傍から2017/07/02

これはカボチャの花ですね。葉っぱも大きいですけど、ラッパのような花。

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           ホタルブクロと赤いのはサルビアかな?



配線工事2017/07/03

伊豆東部病院の配線工事が行われています。配線の種類や数の多さに驚きます。交通規制が度々です。
  

午後は信号機から下田寄りの所で作業が始まりました。どういう作業をしているのかはさっぱり分かりませんでしたが、こういう光景を眺めているのは飽きることがありません。この暑いなか作業している皆様、大変ご苦労様です。
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このような仕事は専門知識と高度なテクニックそして経験が無ければできないことでしょう。特に空中での仕事にはてっぺん野郎の心意気を感じさせるものがあります。
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ウンの付きか運の尽きか2017/07/05

権現線遊歩道入口手前の石垣にはノウゼンカズラがたくさん花をつけて、遠目にもそれとわかるほど、その橙色が先ずは何を置いても飛び込んでくる。

 

夜中に台風第3号が伊豆をも直撃するというので、昨日は午前中にベランダの植木鉢を別の場所に避難させておいた。10個も数える植木鉢を一つずつ運ぶのは大儀この上ないことだけれども、台風襲来となると引っ越しの作業を怠れば、普段その手入れに熱心とは思えない女房殿のご機嫌をそこねることになる。しぶしぶ運び出しに応じた私の努力はどうやら徒労に終わったようだ。

 

夜中に初めて目が覚めたのは珍しく4時頃で、外は穏やかな様子。ここ稲取には3時ごろ通過と聞いていたので、大したことがなかったのに安堵したが、拍子抜けした感じもあった。朝食後遅い散歩に出て、何事もなかったようにこのノウゼンカズラが石垣の上にズラーと並んで橙色をくっきりと見せてくれていたのである。ただ、足元にも落下した花も少なからず並んでいる。ある程度台風通過の影響はあったようだ。

 

ノウゼンカズラは息が長い。確か先月の初めごろには咲き出していたのでは?そういえばブーゲンビレアもノウゼンカズラより少し前から咲き始めたのに、いまだに花を付けている木がある。こちらの花は深紅だが、ノウゼンカズラともに私の好きな花だ。

 

権現線遊歩道から少し上がった「しんめいさん」の祠への径の前では、そこのお宅のご主人が庭に水撒きしていた。市民農園の一画を手に入れた方だ。今朝は青空が広がっていたのに、急に私が散歩に出た時はまた暗雲が広がりだしていた。「こんな天気だからね。きょうは農園行きは止めだ」と言って、植え込みにも水をあげていた。

 

その後、一望閣へ向かって、いつもの数匹のネコちゃんに挨拶してから中川の畑に下る。回転盤を回すモーターの音が聞こえてきた。ミカン畑で草刈りを始めたらしい。この暑い時季の下草刈りは辛い仕事でも、手を抜くわけにはいかない。

 

この谷では結局、作業している農家の方は一人だけだった。大川を渡って一望閣に上がった所で、上からFさんが降りてきた。きょうはショイカゴが背中にない。膝が悪いので左手に杖を突きながらでも坂道を上下して、畑を毎日往復するのは働くのを天命にしているからだ。いつかそんな話を聞いたことがある。彼女は、天命の地を求めて奥入谷へと椎の木の杖を突いて歩き回り、ついにその天命の地を探し当てたご先祖の家の出である。杖にしていた椎の木を地に立て、ついに立派な椎の木に育てたご先祖の血を引いている。

 

彼女の畑の隣にはT先生の畑がある。今年、奥様に先立たれてからというもの最近は滅多に畑には姿を見せなくなった。90才を越えた高齢なので車の運転を止めたのがその理由だった。長坂は急な坂で無理もない。それでも、もうしばらくは既に植えこんだカボチャとソラマメの手入れと収穫、そして新たにカキナとホウレンソウの種蒔きが最後の仕事だと言っていたそうだ。それが終わったら、彼女がそこを引き継ぐとのことだった。でも、T先生にはなるべく長く仕事に出て来てもらいたいと言っていた。

 

今朝は“長坂峠”から下って水下方面への道を選んだ。長坂から別れてアラコ道に向えばいつもの如くH女史の在りし日の姿を思い出す。東京で学業に身を入れた人だっただけに文化の香りが感じられるような方だった。今はもうあの遠くを見て思いめぐらす姿を見ることは出来ない。

 

字崩山の崩れた所に立ち止まって、いつものように稲取駅を見下ろす。国道135号には車が流れている。電車は、きょうは入線する時間に当たってはいなかったようだ。どこからか、下の方から草刈りのモーター音が響いてきたのを機にそこを離れた。そして愛宕山を右に回り込むと、あった、あった!ユーカリの花だ。でも、まだ二つ三つしか咲いていない。今年は梅雨らしくない日が続いたせいかしら。

 

この場所からは大島が真正面に大きく見える。写真を撮っていると、上からピシャッと左手の薬指に何かが落ちた。小さいが細長い黒い糞だ!小鳥の糞かな?何という運の付き、いや尽きか!私は過去に鳩の糞を二度も落とされたことがある。そんな偶然の巡りあわせを恨んだものだ。しかし、待てよ。あの当時、その後何か好いことがあったような気がする。そうだ、今回も運の尽きではなく、運が付いたと信じよう。何か好いことがあるとね。

 

“二つ堀”に出て“堂の上”前の「賽の神様」から西へ向かう。立派な民家の石垣の上のエンゼルトランペットはもう時期を過ぎて萎んでしまっている。

 

今回は国道水下口に下りて帰ることにした。来宮神社脇を通り、再び国道に出て「叶屋」の前を通り中学校に上がる。エアコンは点けてないようだ。気温はもうかなり上がっていると思う。教室の窓は開放されていた。子どもたちよ、暑さにメゲズに頑張ろう!

 

その後は天神原から稲取駅前通りに出、成就寺の今月のお題目を読んでから海岸通りに出た。「父に感謝 母に感謝 今私は生かされている」 そうか、運が尽きるまで「生かされている」のだと、くだらない符号をふっきるかのように天王坂を喘いで帰った。




サルビア2017/07/08

サルビア

サルビアは紫蘇科の植物ですが、ずいぶんと息の長い花ですね。同じ所に年中咲いているようにも見えます。いつも散歩で通り過ぎる“秘密の花園”の一つに、とある道沿いの生垣前に咲いている赤い花があります。この花は春先から咲いていたと記憶しています。

 

今朝はその脇に、また新しい芽から赤い花が誕生していました。同じ場所で葉っぱも同じなので、これもサルビアかと思われます。

 

調べてみたら、青色のグアラニチカ、チェリーセージ、ホットリップスやアメジストなども同じサルビアの仲間だと知りました。




松枯れ2017/07/09

先週、所用で伊豆急電車の上りに乗って海を眺めていたら、稲取を出て間もなく松枯れに気が付きました。海岸通りのトンネルに入る少し手前です。この通りの海際にはいわゆる海防の松が並んでいて、松枯れは2,3年前にも数本ありました。

 

気になって昨日黒根を一周してみました。幸い松枯れ現象はこの1本だけでした。最近は極端な気象現象によって災害等が発生したり、次第に進む環境悪化が懸念されています。対策には万全を期したいものです。