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カルタと早口言葉2018/01/20


きのうの音読教室(東伊豆町奈良本図書館)はなかなか面白かった。教材は三つ。一つは「京都いろはかるた」で、私も知らないのがあった。豆腐にかすがい、綸言汗のごとし、連木で腹を切る、鬼も十八、下駄に焼味噌、寺から里へ、義理とふんどしかかねばならぬ、しわん坊の柿の種、聖は道に寄りて賢し。

中でも、「義理とふんどしかかねばならぬ」の「かかねばならぬ」はどういうことか?義理は欠いては角が立つ。褌を欠けば恥ずかしい。詰まり、両方とも道理が通らなくなる。だから、義理を欠いてはならない、ということになる。「それは義理を欠くことになるよ」と言っているわけだ。ちょっと考えさせられた表現だった。

次に、「ういろう売り」の早口言葉。「武具馬具武具馬具三武具馬具、合わせて武具馬具六武具馬具」はお馴染みの早口言葉だ。早口言葉は入れ歯を二つも入れている身には苦手だ。

もうひとつ、百人一首のかるた読み。これは子どもの時から家族でよくゲームをしたなかの一つだ。特に百人一首は姉が率先して兄弟姉妹を引き込んでいたようだ。お陰で今でも口をついて出てくる。