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稲取保育園で作品展 ― 2018/01/28
東伊豆町の水乗りにある稲取保育園で、園児による作品展が今年も開催されました。昨日が最終日で私たちも訪ねてまいりました。先ずは園庭の作品が迎えてくれます。これは松ボックリを使ったアートです。ネコちゃんに音符、そしてヒヨコちゃんかな?
館内では一年間の作品が所狭しに展示され、いずれも見事な作品がずらりと並び、これが幼い園児の作品かと、いつもながら感心しながらの鑑賞で時を忘れました。
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そして最後に毎年の大作カプラー、積み木の橋梁です。これは宮沢賢治が書いた銀河鉄道のイメージ作品です。でも、実際に遠野の現地にめがね橋を取材して設計したものです。その上で園児たちが先生方の指導のもとで製作したのですが、作業中の園児たちのアイデアも取り入れたとのことでした。
材料のピースはざっと7000片もつかっているそうです。数年前に始めた1000片が毎年増え続けて当初の7倍にもなりました。園児の想像力を生かすには増やす必要があったのです。また、先生の説明の一つが印象に残りました。出来上がったこの作品を、展示が終わったら園児たちに自由に壊してもらう、というお話です。物を作り上げることの難しさを乗り越えて作り上げた努力のたまものが一瞬のうちに壊れてしまう儚さをも感じてもらう、ということでした。懐が深いお話ではありませんか。
この保育園の周りにはクロカンコースあり、芝生広場や親水公園、そして花の咲く丘など、他にもたくさんの自然がいっぱいの場所があります。先生方の指導のもとに、身近な自然を教材にして成長出来る園児たちは幸せです。
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