伊豆稲取便り

＜ふれあいの森展望台から　稲取港に入るジェット高速船＞

きのうは風が少しありましたが、風が強く冷たい今朝とは違ってまずまずの行楽日和でした。大室山や細野高原の山焼きが延期になっても、沼津からの団体の方々が浅間山に予定通り昨日登られたのは正解でした。

私もふれあいの森の展望台まで上がって２２名の皆さまとお会いしてきました。代表の方から高齢者のグループと聞いておりましたので、それなりの方々と想像しておりましたところ、案に相違して皆さま若々しい方々だったのはさすがです。山歩きはかなりのベテランであることも前もってお聞きしていました。

今回の浅間山行は途中、コンクリート歩きが少なからずあって、ご不満な点もあったことでしょうが、多少のワサビも効いた部分もあったことと思います。それに何よりも所々で得られる景観が慰めとなったことでしょう。

代表の方は単独の下見山行で、浅間山の東南の末端尾根であるアスド会館からチウチン山に登り、風車の丘を経由して浅間山へ向かわれた由、かなりの熟達者であることがわかりました。しかも、この道を団体で歩くには不向きと判断されたということは、グループの個々の人達も少人数ずつであれば、アタック可能であることを思わせます。

その上、他にガイドの方も参加されていました。こうして足の揃った万全の体制で常に山歩きを楽しんでおられるこのグループにあらためて敬意を抱いたのでした。