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折句2018/09/16

 徳を・・・
 功徳を・・・
 どうぞという心で
 運を開かせ
 丸く社会をおさめ
 ルールを守りぬく

ブンさんから電話が入った。「聞いてくれよ、これでどうだろうね」
書き出してみると頭の文字を拾えば「とくどうまる」、つまり徳造丸と読める。よく何かの頭文字を使って言葉遊びみたいなことをする、あの「折句」というやつだ。

「実はねえ、また徳造丸さんが寄付しただろう、なかなかできることじゃあないよ。立派なもんだ。町民の一人として本当に感謝してるよ。それでね、なんとか言葉に表せないかなと思って書いてみたんだよ。どうかねえ、私としてはこれが精いっぱいの表現なんだがね」

伊豆稲取では今年10月に大相撲の興行がある。その入場券150枚を徳造丸(株)が老人クラブ連合会に寄付したことは私も新聞で知っていた。この会社は食事処と海産物の販売店を伊豆の各所に持つ大御所である。そして常々地域の発展に、福祉に貢献していることも周知の事実だ。

ブンさんは夜中の1時に目が覚めて、1時間かけてまとめたという。彼なりの徳造丸賛歌である。