椿園入口まで ― 2020/01/23
公民館前にJAのちょっとした食料や雑貨がある。
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公民館前(1)を出発して間もなく(2)箒木山の肩の辺りに少しだけ雪が付いているのが見えた。ちょうどアロエの赤とミカンの橙色とで見映えが良かったので、先ずはワンショット。右のほうに覗いている山は遠笠山かな?新田橋の所には消防の第一分団器具置き場があった。この背後に温泉櫓があって、温泉が出ているようにも見える。でも、その真偽は人の気配が全くないので聞きようもない。
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(3)で左からの道を併せてなだらかになった道にホッとしながら更に少しゆくと、谷側に見覚えがあるワサビ田が見えた。前回、このワサビ園のオーナーからヒョウタンを大きくしたようなカボチャを頂いたのだった。つまり、気付かないうちに竹が沢公園を高巻きしたわけだ。ここ大川も何度か通わないと、入り組んだ道を理解することは不可能だ。近いうちに山歩きではなく町、いや、村歩きをする必要があるな。
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その竹が沢から上がってくる道を併せてからは暫くの間、山あいと谷が前方に落ち着いた風景を見せてくれている。山歩きが出来て幸せな気持ちになるのはこういう時だ。若い頃は億劫な気持ちを押して出てきて、やっぱり出てきてよかったという思いを、山と一体になれたとか嘯いていたものだが、今はもうそんなおこがましい考えはない。そもそも今では山歩きに出る段になって億劫な気持ちになどなることはない。喜びそのものだ。
左に花の散歩道入口が見えてきた。ここは帰りに寄ろうと思う。続いてオートキャンプ場の前を通過して間もなく霊友橋に到着。そして更に3~4分先に霊友会参拝橋を渡れば椿園の入口である。約1時間の車道歩きだった。
コメント
_ 岬石 ― 2020/01/25 08:01
_ inada ― 2020/01/25 11:36
それから、「片瀬白田便り」を読んだ時の、岬石さんのあの当時のお気持ちの昂まりを思い出しました。
_ 岬石 ― 2020/01/26 00:02
山の道は、木が視界をさえぎって、たいてい期待外れが多かったのですが、それでも、それはそれで諦めがつきます。歩き残した道は、今になっても、気にかかります。
_ inada ― 2020/01/26 10:37
良いお天気を選んで歩いてみようと思います。
最近、町も樹木の管理に目が向き始めたようで、伐採が進んで見通しの良くなった場所が増えています、過ぎた伐採は控えて台風などで停電の被害につながらないようにするのは歓迎です。期待しています。
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旧道から小松別荘地に上る、最初のコーナーの崖の上の路端にイーゼルを立て、伊豆大島と崖上からみた波打ち際までをキャンバスを縦にして描いたときの絵画上の発見が、後に富士山をモチーフにするきっかけとなりました。地図があると、いろいろな記憶が甦ってきます。