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熱川を歩く その32020/03/08

マップ9からいよいよ穴切湾へ向かいます。

M10が日帰り温泉「高磯の湯」です。通り沿いのトイレ兼事務所に人がいたので営業している様子です。窓口の張り紙によれば料金大人600円・子供300円。



直線道路から道が左に曲がる手前の山側に奇妙な大岩M11が突き出ており、大岩にはお地蔵さまが一体安置されていて、その左下の穴は通り抜けることが出来ます。稲取志津摩の”こぐりや”のようです。この辺は磯にも大岩がゴロゴロしています。



漁師小屋の傍らで釣りをしている人が二人いました。隣接した大きな円形の石積はあとでこの釣り人の一人から、生け簀ではないかと聞きました。台風などでは石畳が剥がされ、砕かれた無残な姿を志津摩で見たことがあります。この円形の石積みはいつ頃被害に遭ったのでしょう。

穴切湾の奥へ入ります。


岩壁に開いている3か所の穴は間口は広くても、奥行きは僅かなものでした。右へ回り込むと、ボート数杯とその奥にも漁師小屋がありました。ただし、今回は道なりにそこまで回り込めましたが、満潮か大潮の時には岩伝いに渡れない可能性もあります。


探索を終えて円形の”生け簀”跡に戻ってきたら、釣り人は一人になっていました。ねらいはメジナだそうで、ちょうど一匹引っかかったのは10センチくらいのもので、彼は惜しげもなく即リリース。よほど大きくないと持って帰らないと言います。6年前に横浜から熱川プリンスホテルの近くのマンションに居を移した人でした。

釣りをするのはほぼこの場所だという彼と別れて帰途、足湯に寄って休憩。この後は海岸通り(湯波さんぽ道)を通ってバス停白田海岸まで歩きました。数人の若い人たちがジョギングしていました。 おわり


コメント

_ 岬石 ― 2020/03/12 07:18

穴切湾から望洋公園を超えて、北川に抜ける村道の古道があるはずだと予想して、それとなく現地で捜しましたが、道の端緒が見付かりませんでした。稲取の道も、現在も変わり続けて行くように、歴史に目が行くと興味が尽きないです。
今は、穴切湾は、ユーチューブで釣りのポイントと、シュノーケリングのポイントとして人気になって動画が何本もアップされています。

_ inada ― 2020/03/12 10:17

実は初めてここを訪れた当時、岬石さんが望洋公園への道を模索していたのを知って私もざっと探したのですが、それらしいものは見つかりませんでした。以来、その件は忘れておりました。
今回、入江の最奥まで歩いたのを振り返ると、写真にも載せた船揚げ場とその奥の漁師小屋の裏側がこ゚国土地理院のマップによると浅い谷になっており、そこを北西方向に詰めながら望洋公園への道を探るというのも一つの手だな、と思ったことでした。ただ、今はもうそれに挑戦できるチャンスはないかもしれません。
穴切湾は釣り人も言ってましたが、夏はかなり賑わうようですね。

_ 岬石 ― 2020/03/12 17:57

現国道のトンネル入口付近から、富士通のトンネルの上を通って、穴切湾の舟置き場の裏まで、グーグルマップの航空写真を見れば、ここにも道がありそうですが、当時、ビューポイントが無さそうなので、トライしませんでした。今では、ビューポイントがあっても無理ですが。
それにしても、大川の別荘地尾根の私のリクエストに答えていただいて、感謝しています。ありがとうございました。

_ inada ― 2020/03/12 21:53

航空写真はまさに地形図の谷状の部分をクローズアップしていますね。でも、望洋の山自体が全体に深い森のようで、歩けたとしても面白みは確かになさそうです。
望洋公園が桜の名所であるだけに穴切湾に繋がったら、一層魅力のあるウォーキングコースになるでしょうが。

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