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稲梓駅から国道414号2020/04/04


伊豆急稲梓駅は無人の駅です。ガラガラの電車でも一人だけ下車する人がいました。迎える人が一人、そして下の川沿いの道に二人。いずれも同郷のようです。自家用車に乗って去りました。

落合1ごう、2号橋を渡って国道414号に出る間の山際で先年、植物のホトトギスが見つかって喜んだことがありました。当時、私どもには珍しい花だったからです。今回も何らかの期待をしていたところ、シャガが見つかりました。シャガはこの後、”あずさ気まぐれ売店”の近くでも道路際にたくさん咲いていたし、太平山からおりてきた所ではかなり大きな群落がありました。

さて、”あずさ気まぐれ売店”には農家が持ち寄った野菜・果物が並んでいます。飲
みものを買ったついでに係のオバちゃんに聞いてみました。実は途中、”コミュニティバス”のバスストップが幾つか立っているのに気が付いたからです。何年か前に坂戸行きの東海自動車バス路線が廃止されています。

オバちゃんから、このバスは去年から下田市がコミュニティバスとして運用するようになったことを聞きました。下田市民以外の一般の人も利用できるとのことです。もう既にここまでかなり歩いてきました。大平山から下山したら無理せずに、帰りはこのバスの助けを借りることにしましょう。

この先、道がカーブする場所の山際に石仏が数体あって、この道路の拡幅工事に伴いどこかに移転するのではないかと懸念していました。久しぶりにこの街道を歩いて石仏が同じ場所にあったことで、何故かホッといたしました。”村のはずれのお地蔵さんは・・・〽”

カーブを曲がり切って”あずさ山の家”の向かい側道路に看板を見つけました。そこが大平山遊歩道の入口です。看板には山頂まで1900m約90分と書かれていました。