<><><><><><><><><><><><><><><><><><>

入谷の枝道探索2020/04/25




前々から気になっていた道のひとつをつぶしにかかりました。もう10日以上も前の話ですが。ひらなみ街道(農免道路)を歩いて工事現場を視察した帰り、スクモ塚~茶の木畑の”稲取アルプス”でパノラマビューを暫く楽しんだ後、よしくぼ道に出た所でようやく藪歩きする決心がついたのであります。

よしくぼ道の急斜面に出た所から稲取大川に向かって派生する枝道は、地図上では川の手前で途切れています。10年以上も時々横目に見て通り過ぎていますが、この道を往復する人の姿を私は見ておりません。しかし、コンクリート舗装されていますから、この先に何かあると考えていました。

                  振り返って撮影した写真
入口は特に荒れていような状態ではなく、下りてゆくと先ずは数本の倒竹が右側から山側に倒れかかっている現場に来ました。ここはうまく潜り抜けて更に下ってゆきます。右側斜面は川の方向に向かって竹林が広がっていますが、かなり荒れています。

舗装された道をなおも行くと、川岸が見えてきました。川の手前から道は左に直角に向きを変えて、上がり斜面で途切れました。終点です。山側の斜面には大岩がそこら中に突出しています。川端までは岩を伝ってゆけば下りられそうです。でも、その先に気を引くようなものはありません。対岸上もかつて畑があったかと思わせる雰囲気はほんの少しだけです。
                   これも振り返った写真



                  往く手の舗装はストップ


拍子抜けしたような気分でよしくぼ道に戻ってから入口周辺に目をやると、稲取アルプスと、よしくぼ道の最奥部からくる排水溝がこ゚の枝道に入り込んでいることに気が付きました。ただし、この側溝は枝道に通じた所で無くなっています。でも、流れて来る水は枝道をそのまま誘導される状態になっているのがわかります。

ゲスですが、上の新開地に住宅分譲を始めた時に川まで流す下水道対策としてこの枝道を利用したのではないか、そのため舗装したのでは、というのが結論で、要はこの枝道の先に抱いていた何かしらの期待、ユメが萎んでケリが付いたという感じです。