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「水乗り」のネムノキ2020/08/06



「水乗り」で現在工事中のすぐ脇に大きなネムノキがあったなんて、昨日初めて知りました。灯台下暗し、とはこのことです。先日は中の平でも数本の木を3カ所見つけて驚いたものです。

伊豆で今までに見た限りでは、蓮台寺駅前のネムノキが何といっても一番です。駅から降りた時は必ずこの木に歩み寄ります。梅雨時から夏の初めにかけて咲く花は勿論のこと、秋に見事な”枝豆”を垂らしている態様は壮観でさえあります。ただし、確かこの”枝豆”は有毒なはずです。世の中思い通りにはなかなかなりませんね。


「象潟や雨に西施が合歓の花」芭蕉
雨に打たれているネムの花を見て、中国の傾城の美人西施をイメージしているところはスゴイですね。梅雨も終わりに来て咲き始め、しっとりとしたその雰囲気が人を魅了する素敵な花です。

鳴き比べ2020/08/08

市民農園南側の入口に鬱蒼とした樹木が頭上を覆っている場所があります。そこを通りかかったら、タイワンリスとウグイスが鳴き声の応酬をしています。一方がガッガといえばもう一方も声高にチッキョチッキョと負けていません。

ナワバリ争いでもしていたんでしょうか?あるいはウグイスの巣をリスが狙っていたんでしょうか?ただならない雰囲気でしたが。暫く互いに応酬合戦した後、ウグイスが飛び出してきました。それも2羽。でも、近くのブッシュの中に消えました。逃げない相手に、これは敵わぬと退いたんですかね?

ひらなみHW2020/08/10

きょうは全国的に猛暑日でしたね。午後4時過ぎなら陽も斜めになり暑さも凌げるだろうと思いきや、山の手に入ってもコンクリートの道ばかりでは余熱で満足できる散歩とはなりませんでした。それでも、もう既に秋の気配を感じたのが収穫でしょうか。

先ずは”ひらなみ”の入口(クリーンセンターから入って)の工事現場で見つけたセンニンソウの白い花は今年の初見です。
           左の道が新しくバイパスした県の農基道路

橋のある工事現場では橋の通りが半分舗装され、車も通れるようになっていました。この部分では脇道となった従来の道に新たな水路を設ける工事が進んでいます。


入谷から中川の畑へ下ってくると今年の秋ミカン、温州ミカンでしょうか、青々とした未だ小粒な実がギッシリと付いています。

そして、”田の上”に来て、何と早くもマンジュシャゲ!猛暑は始まったばかりですのに。



きょうも猛暑2020/08/12

いやー、連日猛暑が続きます。
朝早いのが苦手で、散歩の余裕は午前中だといろいろ気を遣わなければならないので、結局は夕方に出ることになります。ところが5時ごろになっても外に出ればムッとした外気。「田の上」に上がっても、それは変わりません。

ちょっとした用事で水下へ向かいましたが、「アラッコ」通りに来て稲取駅を真下に眺める辺りで漸く少しだけ涼風が得られました。それから「二つ堀」の上の賽の神様から西へ向かい、「池」を廻ってバス停「水下」に直接下りました。その間、用事を済ませて、帰りは「叶や」の向かいのコンビニの脇から銀水荘に下り、池尻海岸を通って文化公園で缶コーヒー休憩。

銀水の駐車場は車がギッシリ。普段の繁忙期並みでした。さすがに池尻海岸では外気が気持ちよく、このまま夕涼みで時を忘れたいところです。しかし、6時を過ぎたというのに稲取港では風が止まった感じでした。テレビでは本日の最高気温、稲取35.5℃ということでした。
     稲取港市場横でアオサギ
     山の上にアスド会館、その下に稲取高校の校舎と体育館


浅間山のお狐さま2020/08/14


           浅間山の山頂
今年も浅間山に足を向けました。お狐さまにお会いしたかったからです。
今日の稲取の最高気温は午前中で32.5℃。北東の風が吹いていたので、昨日より多少低く感じられました。それと女房殿の進言で首に巻いた”冷却マフラー”のお陰でしょうか。ナニ、水に浸して絞っただけのあのマフラーですよ。もうひとつ、彼女の日傘を持ち出して差したのも効果あったと考えます。それでも、3時間後に帰宅したときは汗びっしょり。何と、1.5キロの体重減でした。

さて、東伊豆町の浅間山516mの山腹にある岩祠に挨拶した後、いよいよ山頂の祠に到着すると早速撮影に取り掛かります。太陽はギンギラで申し分なし。その分”霊魂宿る”岩の表面は全体に光って濃淡の差を人の目にははっきりと示してくれていません。これはこの時期いつものことです。

帰宅して写真をPC上に広げたら、うっすらと浮き上がってはいました。しかし、数年前に初めて見たのとは雲泥の差です。これでは満足できません。写真を見ると、真影を邪魔する部分が何故あるのか、が疑問点です。黒い影であるべきが、光って白くなったまだら模様が浮き出てしまっています。露出をもっと大胆に出せればどうか。全体が暗くなって細かい点は黒く塗りつぶされるのでは?悲しいかな、私にはカメラ操作の知識がありません。いつもオートで撮影して満足し、写真は記録の意味で充分と豪語している身では写真撮影のテクニックなぞ高根の花。勿論、フリーソフトを使った修正をいろいろ試しても、しょせん原画に限界があっては思うようにはゆきません。
           下が修正を試したもの?!

画面をクリックして拡大し、5本の指で円筒形を作って覗いてみると比較的お狐さまが浮かんで見えます。岩のてっぺんの右三角形が耳で、左向きの影になっています。くびれたところから上が頭部、その下が背中で、岩の右下に薄い影の尻尾。



ここでふと思いついたのはカメラ自体のことです。今手にしているのは比較的軽いキャノンのバカチョンSX710HS。あのお狐様の写真は3~4年前まで使っていたソニーのサイバーショットでした。つまり、それぞれのレンズの差がこういう結果になったのでは、ということです。ソニーのはカールツアイスです。同じオートで撮ったのです。つまり、お狐さまの撮影には手前どもにはソニーのが適していたということです。どうかな?!

2018年の8月にそのサイバーショットで撮った写真はこちら。