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片瀬の公園2020/10/30


          <淵の川公園>
片瀬に「淵の川」という名前の公園があります。先日、その場所を調べておこうと訪ねたのですが、奈良本の図書館の帰りにふと思い立って寄ったので折角、探しあてたのにカメラは持参していませんでした。きのうは思いがけない良いお天気だったので、それではと出掛けて見たのでした。

片瀬のバス停で下車して片菅神社へ向かったのには理由があります。熱川海岸と片瀬海岸を結ぶ遊歩道(ゆなみ遊歩道)を歩いた時、「はりつけの松」の手前で中側に並行する道に入って橋らしくない橋を見つけたことに由ります。

この橋は「いでゆ橋」と刻んでありました。竣工年月日は確かに刻まれていたのですが、風水による蝕害で殆ど読めません。食事処「燦」の前にある橋です。遠目には道の両サイドに突起物があるくらいにしかわからず、近づいて橋とわかりました。右の山側に幅1mほどの水路が入り込んでいるだけで、左の海側は暗渠の状態になっています。多分、昔はもっと幅が広い川だったのでしょう。


念のため、磯に下りて流出口を覗いてみました。ある程度の水が2mくらいの川状になって海に流れ込んでいました。以上こうした予備知識をもとに片菅神社の先まで歩いてみたのでした。結局、赤川橋からくる変則4差路(昔、水神様があった)から流れて来る水が神社の前を通ることが分かりました。そして片瀬を通って「いで湯橋」まで来ていることをほぼ確認したのでした。


「いで湯橋」に出る前にライオンズマンションの脇を通って「淵の川公園」を勿論訪ねました。入口にはバリアがあって駐車禁止の小片が付いています。でも、両サイドに隙間があって人の出入りは出来ます。中に入るとただっぴろい感じで、真ん中辺にベンチがあり、その頭上には大きな藤棚?が屋根になっています。滑り台やブランコ等はありません。寂しい公園という印象でした。

「淵の川」というのは何かの淵を流れている川、というのが普通の理解だと思うのですが、赤川から流れてきた水が白田川の淵を流れ、この公園の前を通っていることから付いた名前なのでしょうか。