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下田メディカルセンター2021/06/01


伊豆稲取駅から
<山並みのスカイライン上でやや左に凹んだ部分が”稲取アルプス”、中央やや右側のホテルが一望閣(廃業)・・・以上、伊豆稲取駅のホームから昨日撮影>

きのうは病院の定期診療日。ただし今回は予約を一週間延期した上での診療です。実は次のような私自身の理由があったからなんです。

ワクチンの接種については高齢者よりも若者優先で受けさせるべきで、私自身(現在80才と7カ月)については接種はいつでも良いと考えておりました。つまり、若い人は酒場やカラオケなど盛り場で良かれ悪かれ夜中に活動的なのは仕方ない事なので、彼らを直接迎え入れる店の従業員たちをも含めて優先的に接種させるべきだということです。 

私自身については、これまで外出中での感染の危険性については当然、注意を払ってはいたものの、特段に行動の制限を自らに課していたわけではありません。行動範囲はもともと自然環境の中が殆どなのですから。エリアで言えば東伊豆町から下田までで、伊東や熱海へは考えてもみませんでした。君子危うきに近寄らずです。

ところが、あのワクチンの接種日が先週の木曜日と決まってからというもの、接種日までは市中の人が集まる施設に行くのが急に恐くなってしまったのです。前回の下田MDCの診療日には何の心配もなく出向いていたのにです。早い話が、病院に行くのならワクチンを1回でも接種してからにしようと考えたわけですよ。それだけの理由で予約を延期いたしました。こういうのを”姑息な考え”とでも言うのかな?いや、それは”卑怯”ということだ、という声が聞こえてきそうですが。

一回目のワクチン接種を終えるとある程度の不安は解消され、無事(と思いますが)診察を終えて帰ってまいりました。


白田川親水公園2021/06/03



ゴルフ場入口から浅間山の北側を廻って白田・片瀬へ下るのは久しぶりです。ところが、「オレンジヒルズ・イン」までこんなにも長い下りだったかと思うほど、今回は少し退屈な時間でした。暗い樹林帯の中に続く急な下りに嫌気がさしたのがその理由なのでしょうが、見どころが無かったのも影響しています。今年2回歩いた迂回路では3月にシャガを見ることが出来たし、先月は今でも名前のわからないランのようなきれいな野草などを見つけたことが頭にありました。

オレンジヒルズ・インから迂回路に入ると、様子は一変して沿道には民家や施設が目立ってきます。やがて赤川橋を渡って「水神前」、「コモク」のガケ崩れ跡や、その危険場所を通過し、白田川左岸を歩いて白田川親水公園に到着。先客のお年寄りが一人、東屋にいました。池の中のコイに餌をあげているようです。ひとこと挨拶だけして私はベンチに座りました。食事休憩です。


コンビニで買ってきたサンドイッチを頬ばりながら、この方の後ろ姿にチラッと目をやりました。グレーのシャツにグレーのズボン、そして黒い靴で”きめ”ています。すると、この公園でのこの光景をずっと前に見たことがあるような気がしてきました。パンくずをちぎっては投げているのです。集まっているコイやキンギョの群れに投げ与えては、その都度ジッと魚たちの様子を見てから、またちぎっては投げを繰り返している後ろ姿に私はだんだんと侘しさを感じ始めていました。
      池のコイたちはもうそれぞれに口を開けてエモノを要求しています。

そのうちに手元がなくなると彼は当方に顔を向けることもなくその場を離れ、木道を歩いて池の端で立ち止まり、もう一度泳いでいる魚の群れに目をやってから立ち去りました。この方の様子からすると、初めから終わりまでずっとご自分と魚との世界に入り込んで他からの関わりを一切拒否しているような、揺るぎない自信のようなものが感じられました。最初に、この方の背に”侘しさ”を私が感じたというのは、この方自身の問題ではなく、むしろ私自身の投影ではないのかとさえ思えたのでした。やはり、食事は後に回してこの方に先ず声をかけるのが順序だったと後悔しているところです。

                ハクセキレイも寄ってきました

ふれあいの森2021/06/07

気温が22、3度以上になると、日中の散歩やウォーキングは厳しいですね。かと言って私どもは朝の支度がどうしても遅くなるため、出歩くのはやはり夕方ということになります。きょうは外に出たのが未だ気温は高めですが、午後3時ちょっと前。40分かけて水乗りの親水広場に到着です。急坂を上ってきましたのでもう汗ぐっしょり。

東屋のベンチで暫くの間、休憩です。芝生広場を周回している人は一人、そしてもう一人、黙々と歩いています。まだ陽は高く、ところどころの木陰が何よりです。さいわい、東屋のベンチは一部が陰っていてこれで充分。落ち着くと、例によってコンコーネが幾つか口を突いて出てきます。

こうして半時ほども過ごしてから、クロカンのスタート・フィニッシュゲートを抜けて逆(右)回りで展望台に立ち、その後、直下のサクラの広場に下りました。

             展望台への径はアジサイが迎えてくれます



さくらの広場
さくらの広場は遊具の広場 超ロング滑り台、ブランコ、ギッタンバッコン、スベリダイ、ぶら下りなど。
芝生がきれいに整備されました。先ほど、管理棟の前にトラックが数台駐留。

帰りは来た道(いろは坂)を下って2時間ほどの癒しの時間でした。


モリアオガエルの卵塊?2021/06/08



多分、モリアオガエルの卵塊だと思うのですが、思ってもみなかった場所に産みつけられていました。一望閣の下の坂道でのことです。以前に貯水槽の真上の枝に産みつけられていたのを見たことがあります。ところが今回は水際なのが珍しい。これで卵塊を脱するまでに成長してくれるか心配です。

この上の大きい貯水槽の方はその真上の枝に産みつけて、今はもう白い塊は影を失せてますので、カエルの赤ちゃんは既に貯水槽の中を泳いでいるかも知れません。

ひらなみの滝2021/06/09

昨日は今ではマボロシとなっている”ひらなみの滝”があった辺りの堰堤を見てきました。何年振りかの訪問です。かつて”バリカン山”の探検に足しげく通った時、何度か通過した場所でもあります。バリカン山南面の畑も今ではあまり利用されてないようですが、道は意外にそれほど雑草に邪魔されず歩くことが出来ました。

一望閣からヨシクボ道に上がらず、そのまま北へ谷側の道をたどります。そして壬生の庄が前方頭上に見えてきたところで更に谷に下り、大川と洞川を渡って洞川沿いに詰めてゆくと豊富な水の流れを経て、

”ひらなみの滝”があったであろうと思われる大きな堰堤に到着です。
水は堰堤の頭からではなく、水面近くの丸い穴から流出しています。


この堰堤の脇には平らな場所があり、ここにかつて行者が小屋掛けして籠ったとも聞いています。なお、この写真の手前の道を上って畑に出てみましたが、畑は手が入っていないように見受けました。