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お花見2022/04/02

先月30日(水)のお花見のつづきです。
クロカンコースで見つけた幹に付いた花。他に根元に付いたのもありました。木肌があれた古木によく見られます。

クロカンから芝生の広場に移ると、こんなに大きなスイセンがいま花盛り。

それから帰途、ミカンワイナリの手前で今年もシャガが一輪だけ咲いていました。例年より一カ月以上も早く、驚きました。

ミカンワイナリの倉庫前はスモモが満開でしたが、写真撮るのをうっかりしました。ところで、ワイナリの営業は外部トイレのメインテナンスのため暫くお休みだそうです。事務所内のトイレは貸してくれませんでした。ナントウラメシイこと!

今日の”ひらなみ”は2022/04/05

”ひらなみ”を歩くときはいつも何かしら”新しい発見”があります。何かに気付かされることがある、と言い換えた方が良いかも知れませんが。今回も一つ、私なりの”研究テーマ”を見つけました。そのことについては後ほど触れることにして、今日はコース順路に順って写真を紹介してゆきます。

写真はポンコツカメラを使って170枚撮りまして、その中で修正ソフトを使って何とか見られるシロモノをピックアップしました。このカメラはキャノンのパワーショットSX710HSで、通称バカチョン。歩いていて度々コンクリートの上に落としたりして、あるときにはズームのレンズが戻らなくなり、手で抑え込み元に戻したことがありました。この時はさすがにもうお陀仏だと観念したのですが、例えばスイッチオンで画面が出ないときはカメラを強く振ると直ったりします。多分、何かが狂っているでしょうから、ちゃんと撮れたものでも、広角レンズを使った効果みたいな写真やボケたものが殆どです。ですから大体において修正してますのでシャープ過ぎる嫌いがあります。ナニトゾゴヨウシャ願います。
先ずは稲取桟道橋の上の長坂から稲取駅と稲取港、そして伊豆大島。

国道から長坂➀に上がりました。

➀に入って間もなく正面一番上にガードレールが付いた”稲取アルプス”の一部が見えてます。

②に入って栄昌院経由で③の入谷・天城道に向かいます。
このタケヤブの左手の山が愛宕山です。ここから振り返ると風景が抜群です。コトリのランドマークが見えます。

台地に上がれば字は田代で、昔は一帯が田圃だったそうです。この空き地にハマダイコンが群生していました。前方に墓地が見えます。

そして田代山栄昌院の前を過ぎて入谷・天城道③に入ります。石垣の立派な石積みの風景がこの先にずっと続きます。早くもコイノボリが泳いでいました。お孫さんご誕生でしょうか。
つづく


県基幹農道(農免道路)2022/04/07

入谷天城道を更に上って石積みの美しいメイン通りが平坦になった所には山神社の大鳥居が立っています。そして約100メートル先のJAの倉庫・木割場の石像群で休憩。ここには飲みものの自販機があります。この先には細野高原入口まで自販機はありません。
休憩後は入谷天城道を直進して馬頭観音碑から山田一族の谷に下ります。この谷には山田川(稲取大川)が流れており、これを横断し美しい谷を更に上がり、現在工事中の”農免道路”に合流します。途中、何か所もビュウポイントがありますが、今回は東側の谷をご紹介します。
                         海上に伊豆大島、手前に稲取高校が見えてます。

つづいて大洞峠にやってまいりました。右手海上に爪木崎が浮かんでいます。私のいわゆる”わが谷”は手前の凹んだ部分です。これが海岸に向かって落ち込む有用な南斜面となっています。

さて、この峠を過ぎて洞川に懸る新しい橋を渡ると、この辺一帯が”ひらなみ”と呼ばれているエリアです。ちなみに洞川の下流のヨシクボに昔”ひらなみ大滝”があったという話はこのブログでも度々紹介しております。

このひらなみの窪地を上がった所から曲がらずにそのまま直進する道が現在進行中の新道建設工事です。ゴミの最終処分場の上を通りJAワイナリ前で稲取高校から上がってきた動物園、ゴルフ場に向かう道に合流します。山を崩しクロカンコースを横断して、やっと9分通り道路の形ができました。この道は白田へ抜ける迂回路ともなるわけです。

今回のこのコースで取り上げてみたいのがタラノメの木。次回につづきます。


タラノメ2022/04/08

稲取には野山が身近にあり、特に入谷に向かうと上下する坂が多くて、車が普及する前まで子どもたちが学校の往復に大変な思いをした話はよく耳にします。反面、野山から受ける恩恵はいろいろな意味で少なくなかったかと思います。意味合いがちょっと違いますが、野山の恩恵と言えばタラノメもそのひとつでしょう。最近歩いた“ヒラナミHW”でも、ふれあいの森でも目にすることが出来ました。
これもタラノメの木だったのですね。遠目にはトゲに気付かなかったので、まさかと思っていました。

先端の芽はかなり成長しています。

タラノメと言えば天ぷらで食べると美味であることは誰でも知っていることです。でも、私など、知らないことがたくさんありました。例えばタラノメの木は低木で幹は枝分かれしないのが普通で、中には枝分かれしているのも見られること。最近では栽培種も多く普及していることから、良質なタラノメを確保するため枝分かれが少ないと。もっとも、栽培を目的にする場合は二番手三番手の芽を摘み取ったあと、その先端を切り取って成長し過ぎないようにするということなど。
これはかなりの数のトゲがあります。

こちらはどれもこれも先端が切り取られています。ここはかなり群生していました。

それから、別のウェブサイトによれば、タラの木の根や皮には胃腸病や関節痛の薬効があること。トゲの少ない、或いは全くない変種もあるそうです。更に他のサイトで、花がついた状態でおしべだけが先に落ちるのは自家受粉を防ぐためだそうで、黒い実が成熟するのは9~10月ということなので、今後のフォロウが楽しみになりました。

ふれあいの森に上がる度に見てきた例の3本のタラノメは3本ともスパッと切り取られていました。半月も前から観察を重ねてきまして、ついに採集する人がいたんだなと理解しました。じゅうぶんに食べごろになるまで待ったというのはさすがです。





タラノメの木の葉2022/04/09

一昨日、タラノメの木の葉がふれあいの森ではカエデのように裂状になっていて驚きました。入谷でその前に見たのは多少細葉でノまわりが鋸葉でしたから。ウコギ科の植物に裂条葉があるのでしょうかね。


これはヤブレガサみたい。