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入谷のヤシの樹2025/03/22

「ヤシの木が浜地区にあるのはわかるけど、入谷にも結構あるのは何か理由でもあるのでしょうか?」目の前に背丈の高いヤシの樹があるので、前から疑問に思っていたことを聞いてみた。

「あれはねえ、幹の皮から繊維を抜き取って糸やヒモの代わりにしたんだ。昔の人の知恵だよ」なるほどと思った。そういえばマニラアサというのがあった!やはり背の高い植物で、幹の皮から繊維を抜き取ってロープ代わりに使ったそうだ。入谷の農家の人から聞いたことがあった。 

それから、入谷地区のコミュニティが奥入谷の菖蒲沢にまで及んでいる話を聞いて驚いた。回覧板などを持ってそこのFさんの家まで歩いて届けたそうだ。車が一般化してない時代の話である。それからまた、稲取の行政を司る官庁がまだ湯ヶ島にあった頃、小杉山を越えて歩いて通った話も前の世代の人の話として残っている。 

ついでに、東電の送電線鉄塔の巡視路についてこの方に聞いてみた。ひらなみのミカンハウスの裏山にそびえる1号塔と思われる鉄塔の話を持ち出したのだ。現在2号塔まで突き止めたが、1号塔についてはまだ謎のままである。しかし、明解な返事は得られなかった。巡視路はハウスの裏山からではなく、川沿いを遡ってゆくのではないかとのお話だった。

            この中川の畑のサクラは昨日、金曜日の撮影