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ベッドの組み立てに挑戦2025/04/13

去年の暮れに居間のテーブルが処分出来て、漸くその気になったのが布団敷きからベッドへの切り替えだった。千葉に居た当時、私たちは一時期ベッドを使っていたが、その後、押入れから布団を出して敷き、朝には押入れに収める生活に戻っていた。そんな生活が現在まで続いていたところ、80才を過ぎた頃から毎日のその作業が辛くなり始めた。何時しかベッドの万年敷きを夢見始めていた。

そうなると、2LDKの狭い部屋である。大型家具は処分しなければならない。そこで先ずその候補に挙がったのがリビングのテーブルと寝室のタンスだった。そしてその搬出をどうするか思いあぐねていたところ、ある公園の管理者の方から、恒例となっているマルシェでテーブルを使いたいとのお話を頂いて早速に処分が出来たのだった。他にも小型の棚も一緒に持って行ってくれた。その後、一箇月ほどした頃、たまたまマンションに出入りしている業者の方にタンスと小型のテーブルの処分を依頼することが出来た。

そうした準備ができて漸くベッドを発注することになった。手っとり早い通販での取り寄せである。現物が到着した時、ドライバーが玄関口で難儀している様子を見て、かなりな重量のものであることがわかった。開梱してパーツの確認後、いよいよ組み立てである。実は安価なベッドだったので組み立ては自分でやらなければならない。

さて取り組んでみると、簡単には行かない。組み立ては即ち各パーツの連結作業に他ならない。その作業は詰まりはネジ回し。数種類のねじ回しは合計で何と170回に及ぶ。中でも、ジョイントピンというネジは板の上から“ねじ伏せる”のにかなりの労力を要した。あらかじめドリルで穴が僅かに削られてあったが、そこに真っすぐネジをねじ込むのがなかなか難しいし、力を込める必要があった。ジョイントピンは合計56本あり、初っ端の第一工程で32本を埋め込まなければならない。 つづく