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イモとイモケーキとで2023/07/11

きのうは町の健診に参加してきました。健診項目は血圧、医師による面談等の一般健診、大腸ガン・採尿・採血(結果は後日)、最近病院で胸部CT検査を済ませているので、胸部レントゲンは希望しませんでした。それから、大腸ガン健診については“ウン”悪く採便できませんでした。 

会場は受診者の姿はチラホラ程度。予約時間より早めの到着でも受付は即OK。各項目も流れるように進み順調に終了。待つことは殆ど無く、ストレスを感じることは先ずありません。健常者と自認している方でも、また、毎月病院通いをしている方でも参加したらいかがでしょうか?何らかのヒントは頂けると思いますがね。 

さて、便秘の問題です。実はつい最近までは何とかなっていたのが、ここにきて便秘気味になってしまったのには理由があります。直腸がんを患うまでは“その辺は”なんら問題が無かったのですが、手術してからは現在に至るまで便秘の問題が頭から離れることはありませんでした。時に順調であっても急に不調になる状態を繰り返していました。 

退院直後はあまりにも順調過ぎて(つまりトイレに行くのがたびたびで)外出が思うように出来ないことがあり、それに対する薬を暫くの間処方してもらったことがありました。ところが、その後、その反動でしょうか、ときどき便秘に苦しむようになってしまったのです。そこで処方してもらったのがマグラックス(マグネシウム)でした。 

マグネシウムは朝、昼、晩各1錠だと効き過ぎなこともあり、次第に朝だけになって最近ではイモが繊維質なので朝MGと昼イモの組み合わせを試したところ、ある程度満足行く結果が出ていました。その後、たまたまお菓子屋さんで“切り芋“というのを見つけて食べてみたら、これがズバ抜けて旨い。それだけでなく、さすがにイモが材料の和菓子なので頗る便秘に良いことがわかりました。ただし、朝マグネシウム・昼イモで、これにイモケーキ(”切り芋“のことを私はイモケーキと呼んでいます)をプラスすると過剰反応になり、夜中も便意を催すことがありました。朝マグ、昼イモor昼イモケーキの組み合わせがグーというのが最近までのベストということでした。 

しかし、ここ数日、マグネシウムを切らしてしまい、イモも用意するのが面倒ということもあり、イモケーキだけが頼りだったのですが、これだけでは効き目が薄いことが分かりまして、そんなわけで、今回の採便のタイミングを逸してしまったのです。内科の受診予約は来月なのでマグネシウムはそれまで用意できません。あとはイモ同士のかけ合わせでうまく行くかどうかです。イモ・イモケーキはあらためて昨日購入してきました。この組み合わせを昼にだけ摂るのです。朝からイモでは味気ないですものね。さあ、この結果に期待するしかありません。なお、イモは良く洗った上で水分を拭わずにそのままレンジで調理しています。勿論、千葉県産“紅あずま”のファンです。そして早速、本日試したところ、夕食後に立派に便通があったことをご報告申し上げます。今後もデーターを残してみようと考えています。


西山五郎医師と不動明王2023/07/05

           琴海神社の杜

句碑から細い坂道を数歩下って公民館の裏を覗くとお堂がありました。正面奥に小さな仏像が安置されています。大日如来坐像でしょうか。その後、バス通りを進みます。右手にこんもりとした崖上の森がいかにも特徴ある形を見せています。裏側に廻るとベンチが置いてある先に参道がありました。立派な鳥居の前方に石段が高く続いています。「琴海神社」でした。折角ですから参拝してきました。

 


             真乗寺

さあ、お寺さんを探します。以前、見高神社に詣でた時にお寺さんの石垣沿いを歩いた覚えがあります。小川の橋を渡って小路を回り込み、うまく境内に辿りつきました。先客が何やら用を済ませた後、ご住職に面会を申し込み、お堂の中に誘導されてお話をいただく栄誉を得ました。ご住職はカラフルな衣装を身に付け、回向を済ませたばかりと見える正装でした。 

さっそく、見高浜の句碑について伺ったところ、「河津の文化史」を幾冊か持ち出して来て説明してくれます。私が見て来た公民館裏の句碑は3基あって、そのうちの一つが、「八正の道 速曽 月の旅  樵里」のようです。仏教の「八正」とは涅槃に至る八つの実践徳目(正見、正思惟、正語、正定・・・など)だそうです。従って、涅槃への道(解脱)は月への旅のように簡単には得られない遠い遠い遥かなる道程だ、と言うような意味でしょう。先ほど見て来た句碑は2基ですが、この本では3基を確認しています。壊れて撤去した可能性があります。 

河津の文化史の本には河津浜の海苑前にも3基ある由。そういえば、称念寺からトンネル前の駐車場へ出るのに海苑ホテルの前の小道を歩いた時に石碑群を見たことがありました。あそこにも句碑があったのですね。その他、田中や筏場など計7カ所にも句碑があるそうです。ご住職はコピーの労まで取ってくれました。感謝! 

句碑のお話の流れの中で全乗寺が廃寺となった経緯については、うっかりしてご住職にお伺いするのを忘れてしまいました。それから、稲取の郷土の偉人、西山五郎医師のお話がありました。そのなかで西山医師が或る方の命を救ったことで、その知人の彫師の作品である不動明王を贈られ西山家累代の家宝となっていたのを、西山家の子孫が絶えるにあたって稲取の教育委員会にその家宝等の保存を持ち掛けたところ、にべもない返事で、結局、このお寺で保護することになった経緯を話してくれました。稲取の偉人に対して、その稲取の教育委員会の対応が冷たすぎると、ご住職は嘆いておられました。私自身も耳を疑ったほどです。不動明王は本堂の正面に立っていました。それと西山夫妻の写真が額に収められて飾ってありました。かくして、西山五郎医師と河津の真乗寺との関係の一端を知ることが出来、ご住職に感謝の気持ちでいっぱいです。感謝多々!

                   西山五郎村医ご夫妻

ワクチン接種2023/06/17



コロナウイルス用ワクチン接種第6回目を昨日終えました。女房殿と一緒に14時頃接種完了。昨日の晩に接種した左腕が僅かに重いかな、と思われた感じでしたが、今朝起床時には腕のその部分を動かすと少しだけ痛む感じでした。でも、22時現在は殆ど痛みはありません。有難いことに、今回を含めて6回ともこんな調子でした。

年齢相当?2023/06/12

82才ともなればここが痛い、あそこが痛いなどと何かしら体に異変が出て来るもの。遠い過去に若さに任せて暴飲暴食を重ね、体を酷使していたとすれば、後年、高い付けを払うことになる。なかでも始末が悪いのは痛みを感じないでいるうちに、いつか重篤な状態になっていたという、よくある病変である。年金生活になってブラブラしているうちにガンを患い開腹手術を経験して、ようやく体調管理に気を付けるようになったとはいえ、今はもう老耄の身に何を期待しようというのか?しかし、折角の命、最後まで何かを求めて努力すべきは若い人たちと同様、人としての当然の生き方であろう。 

そこで当面は、現在、老耄の身が抱えている問題をある程度クリアする作業を始めようと思う。

1)腰痛

開腹手術後、まだ完全に体調が癒えていない段階で重いものを2時間に渡って運搬し、腰を痛めたこと。即中止すべきを我慢して暫く続けたのが良くなかった。その後、数年経った今でも問題を抱える原因となった。

2)直腸がんと診断され開腹手術後、9年が経過、執刀医から“完治”の太鼓判をもらった。しかし、私の体に何もないわけではない。手術後の毎年の検査である程度の問題はあった。そこで今年2月にエコウ検査を受けてみたところ、膵臓体部に18x13ミリ大の、腎臓左に9ミリの嚢胞性腫瘤を認めるという所見があった。 

1)については昨年から腰にシップを貼ることによって痛みはかなり改善されたが、中腰を長く続  

けることはまだ出来ていない。

2)についてMRI検査を先週実施し、今日その結果を知ることとなった。

膵嚢胞は3センチ未満で2018年3月の検査結果と比較して著変はない。左腎嚢胞については精検のコメントはなく、診察医師は年齢相当の腫瘤で問題なしという見解だった。

 

結論としては、内科の担当医師の見解のように、余命を考えれば年齢相当の病状ということなのかも知れない。つまり検査ごっこは「この辺でお開きにしよう」ということになる。


シップの副作用2023/05/21

                  早くもビワが

きのうひらなみを歩いた帰りに「一望閣下」で久しぶりにFさんにあった。両手に杖を持ち大きな籠を背負って、一歩一歩ゆっくりと足を運んでいた。今年末ごろには90才になるという彼女は、お顔を拝見すると張りがあってとてもお年を感じさせない。耳達者だし、話もハキハキと明瞭そのもの。ところが彼女には持病があり、お会いするたびに私の「相変わらずお元気ですね」という挨拶に、「腰痛と膝痛に悩まされている」という言葉がいつも返ってくる。。きのうは病院で処方してもらうシップの話で盛り上がった。 

先日は膝の治療でいつもと違う場所に注射され、ひどい目に遭ったという。これまでの老齢の医者から若い医者に替わったばかりだった。そんなこともあって、腰に貼っているシップを膝にも貼りたいと注文付けると、若い医者にそれは出来ないと云われ不満を訴えるのだった。貼り薬の一枚や二枚で角を立てることもないだろうに、処方してくれてもいいではないか、という頭が私にもあった。同情心も手伝ってのことだ。でも、その点には少し引っかかる気持ちの揺れもあった。実は先日来、私が貼っているモーラスパップXR240㎎のシップに、ある種の副作用があるかも知れないと思い始めていたのだ。 

そこで帰宅するや早速、調べてみたところ、なんと随分多くの副作用があるとわかった。副作用であるから必ず顕現するわけではなく個人差もある、と理解した上での話だが。 

副作用

局所発疹 、 過敏症 、 蕁麻疹 、 顔面浮腫 、 皮膚剥脱 、 眼瞼浮腫 、 消化性潰瘍 、 皮下出血 

重大な副作用

発赤 、 接触皮膚炎 、 皮膚そう痒感 、 発疹 、 紅斑 、 ショック 、 光線過敏症 、 皮膚刺激感 、 皮膚腫脹 、 皮膚浮腫 、 皮膚水疱 、 皮膚糜爛 、 重度皮膚炎症状 、 皮膚色素沈着 、 皮膚色素脱失 、 全身に皮膚炎症状が拡大し重篤化 、 強い皮膚そう痒 、 アナフィラキシー 、 喘息発作 、 アスピリン喘息 、 呼吸困難 、 乾性ラ音 、 喘鳴 、 呼吸困難感 

たかがシップ、しかし、使用に際しては十分な注意が必要であることがわかった。高齢者なら尚のこと、シップの枚数を安易に増やしたら重大な副作用を伴う可能性がある、ということだ。Fさんの若い医者はその点を配慮したのではないかと思われる。私の嗅覚・味覚のある種の異変に時々襲われる原因はやはりシップにあったのではないか、という意識を益々持ち始めている。 

何しろ、大きなシップを1年近くも殆ど毎日、4,6時中腰に貼ってきて異変を感じ、試しに夜貼って朝外すことにしたら、幾分異変を感じることが少なくなった。きょうは朝から昼までは異変を感じていない。今後、腰痛の程度を勘案して、場合によってはシップを中止しようと考えている。