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イソヒヨドリ ― 2022/03/06
最近は、イソヒヨドリが活発に動き回っている姿をよく目にするようになってきました。でも、あのながながと聞かせてくれる快いさえずりはまだ時期ではなく、サクラの花が散る頃まで待たねばならないようです。
今朝は田代に上がった所で、一羽のイソヒヨが道路の真ん中でミカンを懸命につついているのに出くわしました。かなり接近しても逃げようとしません。脅かしては可哀そうなので歩みを止めて、そーっとカメラを構えました。するとさすがに彼はつぶれたミカンから一歩離れ、こちらの様子をジッと伺っています。こちらがシャッターを切る頃には、たいていは逃げてゆくのがふつうですが、今回はジッとそのまま動きません。
シャッターを切る時間を充分にもらってそろそろ先を急ごうかなと思った矢先、先方が先に傍らの敷地に移動しました。少し手前に彼の方から近づいた距離です。そこで当方は横に遠ざかりながら先へと踏み出して、彼の姿に目をやりながら通り過ぎて行きました。そしていい加減あるいてから振り返ったら、その場所に彼の姿はありませんでした。ちょっと寂しい気がしましたが、ほんの暫くの間、彼と会話が出来たような弾んだ気持ちになった、と言うつまらないお話でした。
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