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かじやの桜2012/03/16


河津の駅から朝8時ごろ歩き出しました。今日の目的は河津の大堰から天子平の別荘地経由で三筋山に登り、帰りに、稲取ゴルフ場を間にして大峰山の尾根に対峙している628メートル高点から499メートル高点につづく尾根を踏破することです。

かじやの桜


どこかの仕事場へ出勤途中かと思われるオバサンとの会話。


遠くは修善寺へ抜けるこの街道沿いに河津サクラが点々とあるのを、そのピンク色がかえって引き立っているように思われて、私曰く。

「サクラ並木もいいけど、ちょこちょこっとあるのも風情があっていいですね」

「この先に立派なサクラがあるのよ」と、オバサンは何食わぬ顔して言いました。

「ああ、河津サクラの原木ですね」

「いや、あれはもう葉桜になってるからね。直ぐこの先に“かじやのサクラ”というのがあるよ」

“かじやのサクラ”は、“文化の家図書館”の先、河津桜観光交流館の手前のコンビニの前にありました。今朝先ず弁当の仕入れ先に予定していたコンビニです。 


“かじやのサクラはちょうど見ごろを迎えていました。重厚な屋根瓦の民家の庭を所狭しと枝を広げて、これはこれは盆栽の松の木に花を咲かせたかのようです。
 


遠慮しながら中を覗くと、太い幹にやはり太い枝が横へ張り出して見事な日陰を作っています。身長が低いのは横への張り出しと引き換えになったからでしょうか?!このお宅は庭先で何かの苗を販売している農家のようでしたが、手入れもさぞや大変なことと思われました。
 


さて、沢田の林際寺の前を流れる川が河津川に合流する地点まで来て、そこに材木屋さんがあって、そこで働いている方にタイミングを見計って道を訊いてみました。すると、わざわざ年配の方を呼んでくれて頼もしい話が聞けました。

”天子尾根”


沢田の先に大堰地区があり、昔はそこから天子平まで細々とした道が通じていたというのです。大堰は“おおせぎ”、天子平は“あまこだいら”と読むのもこの方に教えてもらったのです。ついでに、「天子平はウチの山だよ」恐れ入りました。
 


勇躍してこの大堰地区へ向かうと、涅槃堂の前を通り過ぎて左に水神社の白い鳥居が見える手前、右山側にバスケットボールのコートがあり、その奥に東屋があったので、これ幸いと、ようやく朝食を摂ることにしました。


実はこの奥に山あいへ抜けるような道が続いていたのです。――>