<><><><><><><><><><><><><><><><><><>

もう一つの朝市2023/10/21

「かんべやま」の一部を崩して造った有料通路が今は国道135の一部になっていますが、天王さんの祢宜、斎藤さんの地所の一部でもあった、と今朝、ご本人から聞きました。現在国道沿いに斎藤さんの英語塾があり、その玄関前にテントを張って野菜を売る朝市が最近オープンしました。ここの朝市は無農薬栽培で採れたばかりの野菜が並んでいるのがウリです。一度立ち寄って見たら如何でしょうか。

毎週、金・土・日に開催(雨天,荒天を除く)





買い物はできたけれど(2)2023/10/02

さて、その前にもう一度構内の時刻表を見る気になったのは11時45分の次の電車の時刻を確認するためだった。稲梓駅に蓮台寺駅発11時45分の電車に万一間に合わなかった時のことを考えたに違いない。ところが一瞬、目に入ったのが11時05分発の数字だった。時計を見ると、何と、11時07分だ! ほんの少し前、ガタゴトと遠ざかってゆく電車の音が聞こえていたのを微かに記憶している。何ということだ!本来なら、あの電車に乗れたのだ。何故だ?何故見落としてしまったのか? とにかく、ベンチに戻る。日傘のご婦人に報告せねばなるまい。 

ご婦人は下田行きのバスを待つと言っていた。ベンチに戻ると、私のくだらない顛末を披露する羽目になった。すると、「お互いさま。よくあることヨ」と慰めてくれた。そして稲梓まで歩くのなら、この川沿いを行けばよいと教えてくれた。もとより承知の上だったので、この川には途中に風船ダムがありますねと話を向けると、実はその近くに住んでいると言う。しかも、この方は東伊豆町の大川出身だとのこと。ホタルで有名な「竹ガ沢公園」が近くにあり、毎年甥っ子がエサやりをしているそうだ。実家はミカン農家だった。彼女の子供の頃は山の中にポツンとあった一軒家だったが、今では周りに幾つも立派な家が建って昔の風景からは想像もできないと言う。 

彼女は現在81才。数年前にご主人に先立たれ、今は一人暮らし。でも、娘夫婦が近くにいるので殆ど毎日、顔を合わせない日はない。時には娘夫婦と裏山に上がって草取りで忙しい時期もあると言って笑った。実はご主人が残してくれたツツジが裏山を覆うかのように規模が大きくなって、春には大勢の客を迎えているそうだ。普段でも裏山に上がれば、することはいろいろある。娘夫婦も協力してくれる。励みになる仕事があるというのは羨ましい限りだ。そんな話に興じていると、下田行きのバスが来た。来春にはツツジの山を見せてもらいましょう、と言って私も立ち上がった。 

                      ❓❓❓

ところで、私が向かうのは稲梓駅である。歩きながら漠然と稲梓駅発45分(註1)には間に合わないだろうと思っていた。下田自動車教習所の入口を過ぎた時、時刻は11時25分になっていた。あと20分で稲梓駅は無理だ(註2)と悟った私はようやく踵を返す気になった。そして、やっと目が醒めたかのように炎天下、猛然と速足で蓮台寺駅へと向かったのだった。45分に間に合わなかったら、買い物後の行動が全く無意味になる。情けない気持ちは後回しにして、歯をくいしばって耐えに耐えた!駅舎のナマコ壁が見えてきて安堵したのはその5分前だった。 

ここで検証。註1は稲梓駅発ではなく、蓮台寺駅発の間違い。従って “あと20分で稲梓駅”ではなく、蓮台寺駅から稲梓駅まで4,5分かかるとして“あと24,5分で”が正しい。24,5分あれば諦めずに稲梓駅にそのまま向かったかもしれない。振り返ってみると、今回は数字の認知能力が著しく欠けていることが分かる。最初に駅構内の時刻表を見て11時台は05分と45分の2つが横に並んでいるのにもかかわらず、45分しか認知していないことが重くのしかかる。最近はときどき漢字の読み違いもするようになっている。こちらの方は視力の衰えとも関係しているのだろう。今回の数字の見落としは多分集中力の欠如からくる見落としと思われる。それにしても、この見落としは重大である。この傾向が強まれば、今後の社会生活上に何らかの影響を及ぼしかねない。ああ、年はとりたくないもんだ!


買物で駆けつけたのだが2023/09/30

朝刊にざっと目を通し終わってから折り込みチラシを見たら、ハンディHCで安売りの広告が目に入った。余命に見合った安物を考えていたところだったので直ちに反応して、即、ゴー。乗った電車は伊豆急の「リゾート」。土曜日で覚悟していたが、外国人観光客が大勢乗っていた。それでも僅かに空いている席を見つけた。乗客は殆どノーマスク。自然とマスクに手がゆく。危険と思われる状況に出合うと、マスクに隙間がないかチェックする習慣が身に付いている。ただ、車内がいたって静かなのが嬉しい。ひところは、外人は電車の中でもやかましい、というイメージがあったのに。 

蓮台寺駅に降り立って時計を見ると未だ10時前。暫く待たねばと思いながら橋を渡ってHCに到着したら、時間前なのに既に開店していたのには驚いた。客が続々と入場している。中に入るとレジ待ちの人でさえ並んでいた。みんなあのチラシ広告に血迷ったか? そういう私自身もその一人で、前述のように“どうせ余命はたかが知れている” のなら、安物で充分こと足りるという投げやりな“論理”で駆けつけてきたのである。 

                               ダイヤモンド シャワー?

ここで「余命に見合った」とか、「余命はたかが知れている」とか、いじけたものの言い方をしているが、体に異変があって医師から余命の幾ばくかを宣告されたわけではない。老境に入って単純に天命が刻々と近づいてきていると認識しているだけの話である。伊豆に移住して15年があっという間に過ぎ去ろうとしているのを身に染みて感じているということなのだ。間もなく数日で83才になる。今後、15年もの長年月をもう一度とは常識的にはとても考えられない。ここにきてジタバタしても仕方ない。せめて一日一日を心豊かに過ごしてゆきたい、と思うのが並の人間の考えることだろう。しかし、「心豊かに」というのがなかなか難しい。あらためてそんな大それた言葉を大上段に構えてすべてが通るものではない。今日のモタモタした一日をここに白状してみよう。 

チラシで見た買物は5点を考えていたのが結局は2点だけに終わった。それでも前から懸念していたものが手に入り、ある程度満足して蓮台寺駅に戻った。時刻は11時10分前。駅構内の壁に貼られた電車の時刻表を先ず調べる。11時台の上りを確認すると、実際には05分と45分の二つがあった。ところが何を考えていたのか、次の電車は45分も待たねばならない、と認識してしまった。とにかく、構外に据え付けてあるベンチで自販機のコーヒーでも飲みながら、電車をこのまま待つか、ぶらぶら次の駅の稲梓まで歩くか考えることに。 

今日も夏日が復活して陽に当ると暑い。この駅は無人駅なのでエアコンは入っていないから日陰の外の方が涼しい。ベンチに座って冷たいコーヒーを飲んでも、私の脳には11時05分の数字が全く浮かんでこなかった。ただ、暑い外を歩くか、このまま45分まで待つかだけを、ああでもないこうでもないと決めかねていた。そして一定の時間が過ぎて咽喉を潤し終わったところで、一人のご婦人が日傘をたたみながら近づいてきた。その時やっとその気になった。よし、歩こうと立ち上がったのである。 ---つづく


蓮台寺へ2023/02/22

ご当地へ住まいを移して以来、エアコンは度々の故障でも何とかやり過ごして現在まで使いこなしていました。家電は概ね8年が交換時だと言われたことからすると、他の家電は別としてこのエアコンだけは良く持ったものだと自画自賛しております。14年余りも付き合ってくれたのですから。その間には町の電気屋さんがさじを投げた故障を私がいじっているうちに治ってしまったことがありました。単なる偶然だったにしても嬉しい誤算で、今でも強く印象に残っています。

蓮台寺駅
それはとにかくとして、今でも全く使えない訳ではないのですが、もしや健康上、良くないかも知れない、それに、古い家電は火事を引き起こす原因にもなりかねないと悟って以来、このまま使用続けるのが恐くなり出して結局、取り換えることになった次第です。本日、蓮台寺の量販店に出向き契約してまいりました。

稲取から乗った電車は朝のリゾート列車であったこともあり、通勤電車のように混んでいたのはこの時期ですものね。河津では大勢の観光客が降りたあと、車内はガラガラになりました。今、河津サクラは満開です。外国人の方も多かったですね。相変わらずの人気です。明後日はまた病院(定期診察)に行かねばなりません。マスクその他、覚悟してゆきましょう。

待望の生鮮食品市場2018/08/31

.

伊豆漁協主導の農水産物の市場建設が今週から始まりましたね。出店の募集案内もスケジュールされた旨、伊豆新聞に載っていました。消費者である私どもにとっても待望の市場が毎日開設されることになるわけです。

 

生鮮食品、特に魚肉などは買いだめして冷蔵庫に保管するのではなく、なるべく新鮮なものをその日のうちに料理して食したいものです。近場に手軽に利用できる施設が出来ることは大歓迎。期待してます。

.