伊豆稲取便り

きょうの黒根岬は平日なのに釣り人の姿が多く見られました。私も磯部さま（神社）の前で頭を垂れてから、“平床”に下りてみました。“神楽岩”が日差しを受けて、神々しいほどに輝いて見えます。

平床の北側は絶壁になっていて、磯へ下りるのは難しいと思われます。また、はさみ石を隠している岩尾根が海岸に急におちこんで、切り立ったガケのように見えます。やはり、磯伝いに“はさみ石”のほうへ回ることは不可能です。

崩れた旧国道を少したどれば、磯へ下りる細々とした道があったように記憶します。多分、釣り人が行き来して出来たものでしょう。いつか下りてみましょう。

磯は天候しだいで危険な場所ともなります。海岸通りをよく散歩するあるオバサンの話では、最近、遭難した釣り人を救出にこの岬に下田から船がやって来たとか。磯遊びは気象情報を十分把握したうえで楽しまないといけません。