<><><><><><><><><><><><><><><><><><>

ジオパーク2019/02/23

<市民農園下から天嶺山の夕焼け>
ジオパークとかジオサイトとかいう言葉を最近よく耳にします。「伊豆半島ジオパーク」というウェブサイトによると、『ジオパークとはユネスコが推し進めているプログラムの一つです。地質学的にみて国際的な価値のあるサイトが、「保護」、「教育」、「持続可能な開発」が一体となった概念により管理されたエリアがジオパーク』なのだそうです。

本日、役場1Fで「伊豆ジオパーク」の講演会がありましたので聴講してきました。ジオパークの意味を世界的な視野から、実例を交えて詳しく説明してくれました。実りある90分でした。講師は伊豆半島ジオパーク推進協議会の専任研究員の方で、町の生涯学習推進委員会主催によるものです。

伊豆半島全体ではジオサイトが130カ所あって、そのうち東伊豆町では黒根岬、はさみ石、シラヌタの池、浅間山、細野高原、北川温泉の6カ所でした。割合からすると、他の市町に比べて少ないと言わざるを得ません。6カ所以外にもまだまだあるはずです。文化的な環境の中で、「地質学的に見て国際的な価値のあるサイト」を「持続可能な開発」に結び付けてゆく試みが町民の一人一人に期待されている、とは講師が最後に結んだ言葉でした。