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大峰山2021/04/30


<山神社の先の朝日屋さんの前のベンチから   この尾根の林縁を歩きます>

東伊豆町と河津との境界に連なる大峰山の尾根を歩いてきました。春たけなわのこの時期はテレビでも新聞でもマダニの恐さを喧伝しているので、少し腰が引けるところです。本来なら足元はスパッツを着けて万全を期すところですが、何分にも今朝になって山歩きを決めたのではスパッツの準備も出来ません。随分長いこと使ってないスパッツは多分汚れたまま放ったらかしにしてカビでも生えているはずです。すぐ使えるわけがありません。”裏山”のボサ歩きに呆けていた頃に使ったスパッツですから、だいぶ時が経っています。
        <牛馬慰霊碑を経由して尾根の末端から這い上がります>

ままよと腹を決め歩き始めて暫くしたら、とんでもないトラブルが再現しました。再現というのは以前にも経験したことなのですが、靴のソール(靴底)が剥がれてしまったのです。もう大昔の話。愛用していたオール堅革製の軽登山靴がちょっとした岩場で足先を捻ったときソールが剥がれてしまったことがありました。縫い糸が切れてしまったのです。秋葉のニッピンで買ったイタリア製の靴でしたのにね。
                <急坂を上った所から稲取港>

           <尾根の途中から>

                   <大峰山の下りで>
                   
                  <芝原湿原を直下に>

今回のも同じ店で買ったイタリア製(サンマルコ)ですが、こちらはソフト皮のもので、実は以前にも当ブログで紹介したことがある”例の”靴なのです。やはりソールが剥がれたので、稲取の靴やさんに剥がれたソールを直してもらったことがあります。ただし、店主には最初は断られました。剥がれたソールの修理は靴屋では器械が揃ってない、専門の修理店でなければ完全な修理は出来ないと。そこで、当方が完全でなくともお願いしたいということで無理強いした経緯があります。
その時から数年経っての今回です。私は修理した部位を忘れていました。ソールは見た目にしっかりしていたので、ソフトトップと、ソールの縁とのつなぎ目の接着に問題があったと勘違いしてしまったのです。その部分が少し綻びていましたが、この程度なら問題なかろうと敢えて履いて出掛けたのであります。
そんなことでトラブルに遭ったと言うのは正しくないですね。トラブルを自ら招来したと言うべきでしょうか。

結局、靴ひもを靴底に回して何とか歩けるようにして帰ってきました。計画では三筋山まで行く予定でしたが、そんなわけで今回も大峰山の先で稜線から下りました。それでも、好天に恵まれてまあまあの山歩きでした。