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国道脇の歩道で転倒2023/10/10

きょうの散歩の帰途、歩道橋で探し物をしているオバちゃんがいました。そこはクリの木とカラスザンショウの木が枝を伸ばしている部分で、歩道に近い方のクリの木の枝から熟したクリのイガが足元にたくさん散らばっていました。オバちゃんは足でイガを踏みつけて器用にクリの実を取り出しています。ツヤがあって新鮮なクリです。
「小さいけど、これがおいしいのよ」と言いながら集中しています。

クリ拾いは間もなくやめにして一緒に歩いた先で急に足を止め、「ここよ、ここで足を取られて頭を打ってしまったの」そこは50センチ四方ほどの大きさがセメント補修されていました。ボコボコになっていたその部分で足を取られたらしいのです。救急車で運ばれた伊東市民病院に即入院。
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病名は脳梗塞と聞いて、オヤ?と思いましたね。骨折などはどこにもなく、実は前々から血管に腫瘤が出来ていたのを放置していたと言って、左腕を見せてくれました、なるほど、肘の中側の血管が盛り上がっているのがわかります。左腕は4年経った今でも動作が鈍いと言います。

歩道のボコボコの問題は国道ですので国か県の管轄です。彼女が転倒してから暫くして穴埋めされたのが、このセメントの部分なのでした。当初、行政の責任と思ったのが、逆に、そのお陰で進行中の血管の病気をあらためて認識し、入院することも出来、現在も治療中ながら元気に通常の生活を送ることが出来ているということですから、それこそ"塞翁が馬"というところでしょうか?