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伊豆大川川沿いを歩く2019/10/25

*** 昨日のタイトル「向田川渓流沿いを歩く」は間違いで、「大川川沿いの道を歩く」が正解でした。東伊豆町の「椿公園」の遊歩道が向田川渓流沿いの道でした。お詫びして訂正します。***

 

 

10年前には営業していた「二度山」の食料品店が閉ざされ、その後はその先、135号線沿いを伊東方面に歩いて100メートルくらいの所、左側のコンビニが主役になっている。街道沿いで、しかも駐車場が広いので大型トラックも留められる。客足が絶えることが無いようだ。

 

降車したバス停に戻り、長い石段を上って久しぶりに三島神社に参拝する。石田半兵衛の彫刻が迎えてくれた。参拝後はそのまま神社の脇道を行き、伊豆急大川駅前を過ぎて旧道に上がる。MAP4の二股から5に行く前に大川橋で大川川の流れを見て来ることにした。川幅の広い大川川は川床がコンクリートの石段で敷き詰められ、石段を川水が勢いよく流れ落ちていた。

     <ストレッチャー 伊豆大川ではこの花をよく目にする>

4に戻って、ゆるやかな坂道を上がって行く。大川川ではショベルカーが岩を転がす音を立てていた。多分、このところ続いた強い台風の影響で上流からゴロゴロ転がってきた岩を処理しているのだろう。

 

人家が絶え、ミカンなどの畑に替わって間もなく立派な柿の木が目についた。実が結構付いている。反対側の道端に軽4輪車が留まっていて運転席に人がいた。車内にだいだい色のカキが詰まったケースがのぞいて見える。どうやらこの畑の持ち主らしい。

「立派なカキですね」と、私が言うと、すぐにだみ声が返ってきた。30年前に植えたのだそうだ。“桃栗3年柿8年”と言われているが、実が初めて生ってから20年は栽培出来ていることになる。いきの長い木だ。

 

彼は高校を卒業すると東京に職を求めた。だが、事情があって郷里に戻り農業を継いだのが30年前だった。アッという間だったが10年前に膝を痛めて順天堂で手術した。リハビリでは中伊豆の温泉病院に通い、最後に水中ウォークもやった。レクレーションを兼ねて一週間に一度通うのが楽しみだった。

 

「救急車はここでは伊東に電話するんだ。すぐ隣だから稲取より早いからね」

そう聞いて私は今年の初め頃、伊東からの救急車がピーポピーポと稲取にやって来て、暫くした後に伊東方面へ戻っていったのを思い出した。まさか、稲取から伊東の救急車を呼び寄せたのではあるまいが。

 

ドカーンとフォークの音が聞こえてきて渓流釣りの話になった。ここはアユだけでなくアマゴが面白いとのこと。竹が沢公園の上手で毎年8月の第一週目の日曜日にアマゴのつかみ取りがあって、子供連れの大人も本気になってわあわあやってると言う。この日には大勢来るそうだ。

 

それから最後に、城東地区の城は天城山の城からきていると言う話がおもしろい。地図を見ると、なるほど、八丁池辺りから城東地区を見ればこの地区が天城の東側にあるのがわかる。昔の人は天城山から特別な恩恵を受けてきたことからすると、この説も故無しとすることが出来ない。


つづく

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