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三筋山は冷たかった2020/01/16

<おおみよの頂きから三筋山を望む>

“おおみよ”の尾根はこれ以後当然にも何回か上下を繰り返しますが、それが苦にもならなかったのは天城連山が指呼の間にあって心躍り魅了されていたからでしょう。やがておおみよの頂上付近に立つと、三筋山が姿を現します。毎年10月の下旬に尾根上の安全ベルト帯を山焼きして2月の本番に備えるので、この時期は歩きやすく助かります。

この場所に来るちょっと前に突然、猟犬が一頭姿を現しビックリしました。首に鈴をつけた上に小型の発信機を取り付けています。狩猟が解禁されたのでしょう。近くにハンターがいるはずです。この後、三筋山の頂上手前まで何度かパンパンと乾いた音が聞こえてきました。車道に出る迄の下りで乗用車と軽トラの2台が駐車しているのを見ました。軽トラックは荷台に網ケージを載せており、人の気配はありません。やはりフィールドに出ているようです。

 

車道に出るまでの最後の急斜面に取り掛かります。パンパンと音が聞こえてきてちょっとだけ身構えます。山に入ると防衛本能がより鋭敏になるのでしょうか。この斜面を登るのは暫くぶりで、以前と比べると凸凹がかなり軽減され、その分登りづらくなっているような気がします。結局、30分で登り切りました。(MAPの4)

 

来しかたを降り返って改めて込み上げてくる感慨にふけります。まだやれる!そうです、それを再確認するためにここに来たのだ、と。

<ゴルフ場とその背景に浅間山・チウチンの山、そしてその上に大島> 

この後は車道歩きで頂上直下の駐車場まで天城連山のパノラマを楽しみ、最後の15分間を耐えて頂上に立ちました。少し風が出てきて、しかも冷たい。風車の風切り音も耳障りで長居することなく直下のパラグライダーのフライトエリアで食事休憩。間もなく若いカップルが上がって来て周囲の景観を楽しんだ後、頂上へと向かいました。

                   風車の耳障りな風切り音
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         <奈良本の小橋付近 熱川小学校や図書館が見える>