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向山尾根を霊友会方面へ2020/02/01

近くの別荘宅の軒下を借りて暫く雨宿りすることにしました。休憩、飲料補給。10分くらいたった頃、雨が上がり始め明るくなってきたので出発です。1月の雨でも、気温は高めで、少しも寒くありません。

 

見覚えのあるロータリー{マップの(6)}が見えてきました。先年、写真の左手から上がってきた時に、この植え込みのアジサイが迎えてくれたのでした。メイン通りをそのまま緩やかに高度を上げてゆきます。少し行くと、道路上には「天城通り」の文字が。そして進行方向右手の枝道には「八丈通り」、次の枝道に「小笠原通り」・・・。

 

立派な貸別荘もありました。看板に「エンゼルフォレスト 大川汐見崎貸別荘番号355」とありました。そして更に上に来て道は右に曲がり、上がった所は東西に走っている尾根上の道でした。これを左に行けば北側に古道の入口があるはずです。

 

道は地図通り、左に曲がった所でゴーストップ。前方は左斜面の林。別荘地の最奥に来て、さすがに西側の景観がスバラシイ。ところが、古道への取りつき点がわからない。東側に並ぶ別荘の間には小道があっても、庭に通じているので進入できない。辺りはシーンと静まりかえっていて人の気配がありません。二度三度、行き来して結局、山側(東側)に建っている最奥の邸宅の脇(写真の突き当りの斜面)をよじ登ってみました。すると、やはり予期した通り掘割状の道が東西に通じているではありませんか!正確には北西に向かって伸びている道です。古道(7)に間違いないでしょう。

 

この古道探索では霊友会側から下るか、小松別荘地側から登るか迷いましたが、先ず安全を考慮して下から上がって行くことにしました。今回はトライアルの位置づけです。従って、取りつきに成功して末端はどこなのかの疑問がありましたが、これは次回の楽しみにしてとにかく先を急ぎます。

 

古道を発見したのが11時で、出口である霊友会側のガードレールを発見したのが11時37分。古道を歩き始めてすぐに赤ミチの安全歩きが保証されているように感じました。深くえぐれた掘割状の道には小枝や木の葉などが堆積して歩きにくいことはわかっています。そこで右手の土手の上を歩きます。所々にイノシシと思われる足跡が残っていました。そして遂にガードレールが行く手に見えて万歳!

 


出口は左側に求め、ガードレールの脇を暫く行った隙間から車道に出ました。念のため、掘割が続いているガードレールの右側の末端はどこか、車道を逆に戻って調べて見ました。掘割は事実上、カーブ地点(8)で終了し、そのまま上に50mほど向かった先の黄色の看板が立つ場所に車道に出られる隙間がありました。本番ではこの看板から下って別荘地を経由し、旧国道の「汐見崎別荘地入口(以前は小松別荘地とは書かれていませんでした)の看板の所を終点にしようと思います。

     今回はガードレール左側をクリア
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     次回は黄色の看板からスタート


稲取港を歩く2020/02/03

<伊豆大島>

一昨日(土)は稲取港を一巡しようと、夕方、海岸通りに下りてみました。天王坂のサクラがいつの間にか開花していて驚きました。大鳥居の前ではもう7~8分咲きです。海岸通りでは、生け簀の前あたり、即ち第6分団の器具置き場の並びのサクラがもはや9分咲きになっています。

 

次いで、稲取大川臨港橋から河口に伸びる堤防上にアオサギの姿があり、これが動かざること岩の如しで貫禄充分。折からコサギが船揚げ場の方から足下を突きながら近づいてきました。どうするか見ていると、堤防の一段低い部分に乗り移りました。そして羽繕いをしてから、アオサギとは反対方向を向いてピタっと動かなくなりました。当方との距離は至近距離なのに。あとで撮った画像を拡大して見たら、アオサギの目が当方を睨んでいたのが分かりました。

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その後、西町の船揚げ場の水際を通って、正定寺の大仏さんの前の船揚げ場でバンの死骸を見つけました。嘴が部分的にほんのりと赤色を帯びており、むき出しになったスネも赤紫色に変色していました。どうやら、死んでからネコか野鳥にでもつつかれたか、哀れな格好で横たわっていました。

 

この稲取港にも冬には水鳥の姿をよく見かけます。以前はカモメ類がかなり入ってきておりましたが、最近ではバンやオオバンが毎年のお客様です。何年か前にコクガンという一回り大きなガンカモ類が東町の船揚げ場近くに浮かんでいるのを見たことがあります。ウやサギ類は通年で見られます。

 

散歩の足は道祖神(ヤオビクニ)を回り込んで東堤防(新堤防)へ向かいます。そろそろ大島から船が着く時刻です。船着き場には3,4人の係員が待機していました。東海汽船の事務所前を過ぎて暫くすると、汽笛が響いてきました。トモロ岬の手前からものすごいスピードで近づいてきます。写真の背景はトモロ岬からチュウチン山へと続く夕陽に照らされた尾根です。

この後は“じゅうごんさま”~灯台~立野の台地~バス通り~成就寺~国道に出て帰宅。




花の散歩道2020/02/04

先月の21日と31日に伊豆大川の「花の散歩道」を歩いたときの写真を遅ればせながら載せたいと思います。いずれも「霊友会弥勒山」通りを歩いた帰りに寄ったものです。
*** 1月21日の分
        入口から展望台まで約10分
                                  湧き水で飲めます
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             展望台に到着

                             農地保全整備事業の記念碑
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               展望台から大島
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*** 1月31日の分                梅の花が開花していた
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 尾根の左側に見える送電線鉄塔から古道が上がっていた

                        伊豆急の大川駅前 足湯は休止中


トモロ岬の峠路が危機に!2020/02/07

<旧灯台の足元(写真の右下)から突入です>

本日、トモロ岬の稲取側から白田峠を越え、白田の東泉院の脇から迂回路に上がって新白田トンネル経由で稲取に戻り、赤坂いろは坂を下って帰宅しました。

 

旧稲取灯台がある白田峠から先の東浦路は去年の台風15号と19号によって大分被害を受けた由、一大事とばかり様子を見てまいりました。そして実際に歩いてみて予想外の荒れように呆然自失の感がありました。

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        トモロトンネルに出ました

                 その後、少し戻って旧国道まで降下

<ツワブキの群生 この道は旧国道で、手前に埋まったトンネルあり>

この峠路はオーナー様が暇を見つけては。コツコツと復旧整備をしてきた道です。お蔭で去年まで幾度となく白田と稲取をストレスなく往来出来ました。それが自然の為せる業とは言え、通行が極めて難しくなりました。一般の人には大きなリスクを伴います。

 

この惨状は個人の力では復旧もままならない事態です。大きな力が必要です。このままでは歴史ある峠路も忘れ去られてしまうことでしょう。とりあえず何回かに分けて、現状をレポートしてまいりたいと思います。




旧稲取灯台(旧白田峠)へ2020/02/09

先ずは唐沢から巨大なエンゼルマンションまで上り、右へカーブする地点まで下る。
以前と比べると、右の沢側は少しすっきりした感じだ。
同じ沢側の竹林は倒竹もあり、だいぶ荒れている。
                                右へカーブする地点
この地点を流れ落ちている沢が「あわいの沢」だ。稲取と白田との間の沢という意。
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この入口から上が南斜面の広大な「白鳥農園」
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農園入口から「かなくそ坂」と言われる坂を上がると、前方に別荘風の2軒の建物が見え、その手前左に「民主音楽協会」の看板あり。だいぶ前にこの道を辿ったら、コンクリートの土台だけの廃墟になっていた。
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その少し先にアスド会館へ通じる山道があるが、今は大分荒れている。
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反対の海側に「はさみ石」への下り道がある。国道まではロープが張ってあり、展望台までの道はよく整備されている。また、「カグラ石」に通じる道でもある。いずれも現場へはガケを下りなければならず極めて厳しい。

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旧稲取灯台がある峠に到着。この建物は今は資料館になっている。
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資料館の先の竹藪手前の石段を上れば、復元された旧稲取灯台。
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.     旧灯台からの眺めが良くなった 大島の一部と利島が見えた

さて、この先は石段を戻って東浦路が続いている前方の竹藪を突破してゆく。