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学園通りのポケットパーク2021/11/19

小橋から図書館への坂道を上った中ほどに十字路があります。この十字路を通る車は四方向すべてで必ずと言ってよいほど一時停車しています。坂道の東西にそれぞれ停止の白線が引かれており、南北の南側には熱川小学校があります。朝と午後に児童が通ることを皆さん心得ていて、この十字路を通る時は特に慎重を期していることがよくわかります。嬉しいですね。

ところで、この南北の道は昔のいわゆる東浦路です。この交差点の東の上側にある古い道標や、民家を一軒置いて石段の上に鎮座する賽の神様などの石像物も昔からの道に相応しく思われます。南側のほうにも坂道の途中と、上がり切った所の近くにも少し欠けた小さな石造物が立てかけてあるのを見たことがあります。

さて、この四辻まで来ると、左上隅に数坪の生垣に囲まれたオアシス風の一角が目に付きます。道路側左に石段があって中に入れば、床が平準になっているのが分かります。真ん中に噴水装置が設置され、この水は飲めそうです。石のベンチもありました。この奥には倉庫ほどの大きさの貯水槽があり、その壁は水族館の建物みたいにイルカなどの絵が描かれています。全体にホッと一息つける雰囲気ではありませんか!そこで、この場所をポケットパークとしてお報せしようと思います。この近くの「蟹が森P.P.」にあやかって名づけました。


この四辻の角にある「さかいまつ商店」の奥様によると、、小橋~小学校の通りは「学園通り」で、このエリアの人達がこのミニパークを含めて面倒を見ているそうですので、「学園STR.ポケットパーク」と仮に名付けておきましょう。それから、この場所は元々が池だったそうで、昔は小魚が泳いでいたと言います。現在は貯水槽が出来て、防火用水として利用可能ということでした。

稲取でも水下に「池」という地名(字)があるのを思い出しました。やはり道路際の坂の途中にある小さな角地です。同じような広さで、マンホールか何かでフタがしてあったような気がします。道を挟んだ屋号「池」さんの石垣がゴミの集積所になっています。水下の「百塚」方面へゆくのに、これらを目安にしていつも歩いています。