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鉢の山と水乗りと2021/10/04

今朝久しぶりに中川の畑で河津筏場出身のFさんにお会いしました。相変わらず元気な85歳のオバちゃんです。先週は筏場から鉢の山へ向かったので、早速、そのことを報告したら、小学校5,6年生の頃、一度だけ鉢の山に登ったことがあるということでした。しかし、問題の競馬場については存在した事実は知っていたが、実際に目にしたことは無いそうで残念。

子供の頃、近くの上佐ケ野の山にワラビ採りに行ったとき、競馬場のような周回コースがあったと言ってましたが、どうでしょうか、例えば、馬の調教場のような施設だったのではないかと思うのですが。彼女は下佐ケ野の小学校に通っていたそうで、その近くに馬の調教施設があるので、その類なのではないかと思います。ちなみに、その小学校も今は統合の問題を抱えているとか。少子高齢化は河津も例外ではありません。
            森へのパスポート?

今朝はその後、一望閣のHKさんのお宅に寄り、暫くぶりでお話を聞くチャンスがありました。こちらは95才のオジイチャンで、まったく元気そのもの。裏の畑で農作業に励んでいました。早速、鉢の山について質問したところ、その存在は知っていたが、見たことも全くないとのこと。その代わり、水乗り平の競馬場についてはさすがに多くのことをご存知でした。ただし、ご幼少の頃の事なので知らないことも多いと言います。

或る時、競馬中に妙齢のご婦人が落馬したことがありました。幸い怪我はしなかったようでしたが、その方は都会から来た馬のオーナー、詰まり馬主でしかもレースに騎乗していたそうです。頭にシルクハットを乗せ、黒の乗馬服で決めていたと言いますから、お金持ちの家のお嬢様だったのでしょう。レースはたいてい5,6頭立てだったそうです。ただ、まだ子供だったので賭け事だとか細かい約束事は知らないということでした。

              背景が鉢の山
金指さんの「稲取風土記」によると、大正10年から昭和8年頃まで催されていたそうで、当時、上河津や見高長野にもあったということは多分全国的な流行に乗ったのでしょう。HKさんは更に見高入谷の奥の大池にも在ったと言っていました。

北海道の十勝に「ばんえい競馬」というのが今でもありますが、日頃、農耕馬として活用していた馬を競走馬に仕立てお祭りのように娯楽の少ない村民がみんなで楽しんだということなのでしょう。それから、牛を闘牛に仕立て上げるのと同じですね。或いは牛相撲、角突きなど、沖縄や愛媛県の宇和島、その他全国的に行われているのと同じような気がします。ただし、あのカジノとは違いますからね。


コメント

_ MASA ― 2021/10/04 21:18

おじさん、おばさんお元気ですか。この間の台風16号は大丈夫でしたか。
さて、ギャンブルの話となるとつい口を挟みたくなります。カメラマンの頃は公営ギャンブル中継は全てやりましたから、一通りのルールは覚えました。タイへ行くと更に、闘鶏、闘魚、闘虫(蜘蛛など)、そして有名なのはタイ式キックボクシング(ムエタイ=国技)があり、もちろんお金をかけるのでその盛り上がりは半端ありません。ひどいと喧嘩どころか銃や刃物が出てきます。トランプ賭博もよくやってますが、すべての賭博、ギャンブルは基本的に禁止です。公営は競馬くらいですね。
10月というのに暑い日々が続いていますので、おじさん、おばさんもお体には注意してください。それから母は元気にしていますのでお気になさらぬよう。それでは。

_ inada ― 2021/10/05 11:05

姉が元気か気にかかってましたが、安心しました。ご無沙汰をよろしく伝えてください。
タイも結構ギャンブル好きですね。まあ、人が集まればどこでも(山の中でも)バクチが始まるのはどこの国でも同じでしょうからね。
闘魚というのは初めて知りました。いろいろ考えるものだなあ!

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