<><><><><><><><><><><><><><><><><><>

峠路での出会い2023/06/26

               峠路で

初めて、旧稲取灯台がある旧白田峠を通って白田側に降りたのは、稲取へ移住して3回目のお正月(2011/01/19)のことでした。この峠路は東浦路(旧下田街道の一つ)と呼ばれており、その後、起点である下田の港橋から熱海までのルートを追って歩くきっかけにもなりました。 私は実際には伊東までで熱海までは未だ歩いていませんが。

ところで、この時の峠路の初めての記録をこのブログに載せたところ、この山のオーナーの方が有難くも開拓人の名でコメントを寄せてくれまして、その後もお互いの情報を交換などして年月が経ちました。そして昨日、実に12年を経て初めて彼に対面することが出来たのです。峠路でショベルカー(ユンボ)を使って整備中でした。それから、たまたま近くのエンゼルマンションに来ていた友人を誘って出向きましたので、初対面ながらもお話が盛り上がりました。 

いつぞやの19号台風には各地で散々な目に遭っています。この峠路でも大なり小なり被害がありました。特に国道に出る手前の部分で2か所に斜面の大きな崩壊がありました。そもそも復元された旧灯台がある峠路の入口から南面は急な斜面が続いています。その斜面でユンボを操作中に崖が崩れ、彼はユンボの下敷きになったことがあったそうです。即刻、救急車を呼んで、かろうじて九死に一生を得たとのことでした。今後も山の中の仕事は何があるか分かりません。充分気を付けて“峠路での遊び”を楽しんで欲しいと思います。 

彼は埼玉県の浦和の方で宇佐美にも山を所有し、他にももう一ヶ所最近取得した山があるとのこと。宇佐美ではキャンピング施設をオープンしたばかりだと言っておられました。お話を聞いていて、この方には自然との“遊び”の他に実業家としての強い志しの面もあるんだなと感じられました。60前の方でまだお若い。これから徐々に持ち前の力を発揮されて行くことでしょう。期待しております。