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ナンバンギセル2019/07/24

ナンバンギセル

東伊豆町の浅間山には真夏になると登らなければならない私なりの理由があります。山頂の“お狐様”に会うためです。梅雨明け間近ということで雲が未だ多いにせよ青空がのぞいているので、はやる心で出かけてみました。

 

結果は残念ながら、先月の初旬に訪れた時と同様、またもやお会い出来ませんでした。前回は夕刻に近い時間で、今回は12時を少し過ぎていましたが、夏の早い時期は午前中でないと会えないのかも知れません。陽がかなり高いですからね。今月中ならば、朝のうちにまた訪ねてみましょう。

 

ところで、浅間山手前の風車の丘でナンバンギセルを見つけましたよ。どこかで見たような花が草むらの中に咲いていたので近寄ってみたら、何と、細野の湿原で見たことがあるナンバンギセルではありませんか!感激でしたね。しかも、今回は前の時よりずっと生き生きとしていたんですから。

 

ナンバンギセルはススキなどの根元に寄生する植物なのですね。タネは細野高原から飛んで来たんですかね? ここも細野と同じようにススキの台地ですから、ススキの原野が昔から大事にこのタネを温存してきたのかも知れません。