<><><><><><><><><><><><><><><><><><>

ワクチン接種 完了2021/06/17

新型コロナのワクチン接種2回目を昨日受けてきました。一回目の接種から3週間を置いてのきのうです。一回目の時よりは今回の方がよりスムーズに行われていたようです。運営する側も町民もそれぞれ慣れてきたという印象です。アッという間に終わった感じでした。

問題は副反応です。2回目のほうが強いと言われていますね。我が女房殿の場合は一週間前に2回目を済ませてますが、一回目の時は特に変わったことはなく、2回目にだるさと痛みを感じたようです。ただし、熱は標準内でした。しかし、それもその日だけに終わり、その後は順調にきています。

私の場合は一回目は接種した翌日だけ腕が少し重たい感じがあり、熱は問題なしでした。2回目のきのうは夜横になった時少し重たい感じがあり、今朝になって左腕を持ち上げると痛みがあります。第一回目の時とほぼ同じような経過で終わるのではないかと思われます。
                   もう秋が始まったの?
さて、全国のワクチン接種もようやく軌道に乗ってきたようですが、コロナ感染者は未だ収束に向かっているとは決して言えない状況にあります。感染者数が増えてきて緊急事態宣言を出したのは問題ないとして、中途半端な解除をしてその後また緊急事態になったり解除したりを繰り返して今日まで来てしまいました。政府による感染防止策と経済のかじ取りがうまくいかなかったのははっきりしています。

何故こうも長引いてしまったのか、その理由の一つにワクチン接種の優先対象者の問題があったと私は思っています。先ず医療従事者を最優先にしたことは問題ないとして、次に高齢者を若者より優先したこと、ここに問題の一つがあったのではないでしょうか。社会の第一線を退いた高齢者、特に後期高齢者よりも、社会に出て仕事を持つ人たちのほうがウイルス感染のリスクが大きいのは自明の理です。高齢者が新型コロナに感染すると若者よりも重症化する、という呪縛に陥ってしまった感を拭えません。

新型コロナウイルス感染の第一波が来た去年は未だワクチンが日本に届いてませんでした。しかし、その間に、感染の実態が次々に明らかになってきて、例えばクラスターの発生とか、飲食街・歓楽街とか、施設などでの事例が軒並み出てきました。それを見ていれば、感染の主役が老若のどちらにあるかは分析するまでもありません。

若い人たちが社会のなかで活動するのは当たり前です。国力の主な担い手は若い人たちですから。この人たちこそがウイルスに感染し、逆にまたバラまいているのです。従って、如何にしたら感染のリスクを抑え込むかは若い人たちにかかっているのです。ワクチンが国内に到着したら誰から接種するべきかは考えるまでもないではありませんか。

一般の65才以上の高齢者優先接種が進んできた今、こうした若者たちが野放しになっている、或いは厳しい自重を強いられている現状はどうみてもおかしい。何故、感染の第2波第3波の間に到着したワクチンを、遅ればせながらも若者優先に切り替えなかったか、目前の事態に応急対応を重ねてきただけの愚策の結果が現在の実態を表しています。

クラスターが発生したような施設・病院などのケースではそれなりの理由があるはずです。ですから、そういった国内の施設を洗い出して施設内外の関係者全員をワクチン接種優先者とするべきでしょう。その観点に立てば、例えば、航空業界でパイロットやアテンダント等が最近になってようやくワクチンを優先的に接種できるようになったなんてことは何おか云わんやです。医師を始めとした医療関係者の接種率が総じてまだ100%に程遠いのもおかしい。

それから、PCR検査をマメにおこなうことがなによりも重要でしょう。
飲食・歓楽街など客を迎える側は店を開くのであれば、PCR検査をマメに行い、陰性者だけでの店の運営を絶対の条件にするべきではありませんか。為政者が業者に時短要請する前にこのことを徹底させなければ、いつまでたってもコロナは収束しないでしょう。