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体力測定と312弁当箱法2018/10/24

 <3・1・2弁当箱法による弁当>

健脳元気塾の今回は社会福祉センターにて、体力測定と「3・1・2弁当箱法」の実践でした。

先ず体力測定から。

1 横断歩道を渡るなどの歩行能力測定

2 着替えたり、段差をまたぐなどの身体調整能力測定

3 ボタンをはめるなどの手作業能力測定

4 起きる、立つ、座るなどの姿勢変換能力測定

 

続いて3・1・2弁当箱法。

食べる人の体に合ったサイズの弁当箱に料理したものを、主食3、主菜1、副菜2の割合で詰めると、バランス良い栄養が摂取できるという研究から開発されたモデルです。

 

ここで大切なのは、先ず個々人の必要なエネルギー量、そして特に食塩と油脂の1日の摂取量です。それらを勘案した上でこの弁当箱法に応用することです。

 

今回の実践は、社会福祉センターのボランティアのみなさんが用意してくれた料理を我々塾生が弁当箱に詰めて食することでした。感謝です!
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ミカンの効用2018/04/17

<ミカンの木にツボミが付き始めた>

ひと月も前のことでしたか、女房殿が「私、今日からミカンを食べることにする」と突然一大宣言を発しました。糖尿病や血液の薬など、十数種類の錠剤を服用している彼女はこれまで果物は一切口にしませんでした。ミカン農家の人たちからミカンは糖尿病にも良いと聞いている私がいくら説得しても、頑として聞き入れなかった彼女の突然の変心です。果糖も糖分だから、特に糖尿病にはよくないという論理です。

ところが、ミカンは糖尿病のリスクを低下させる食品だというのが最近テレビで紹介され俄然、彼女はその気になって食べ始めたのであります。そして一週間もしたころ、「ミカンの、あのフクロまで全部食べるのが良いのよ」と言いだしました。糖尿病はともかく、便通が改善されたらしいのです。

私のほうもこれまで果物にはあまり頓着が無く、たまに食べる程度でした。知り合いから頂いたミカンなどは女房殿が食べないこともあって、殆どがカビが生えたりして捨ててしまうということの繰り返しでした。

しかし、便通に悩んでいた私も彼女の話を聞いて、それならと一緒に食べてみようという気になったのであります。私の場合、直腸を切除してからは毎食後、酸化マグネシュームを飲んで便通を助けていました。これを飲み忘れたりすると、あとになって難産で苦労することになります。

それが、ミカンを袋ごと食べた結果、薬無しでも難産の苦労がかなり軽減されてまいりました。即効性充分と言っても良いでしょう。そこで、少しでも薬は減らしたいと、朝食後だけ服用し昼食と夕食には薬の代わりにミカンを食べることにして現在ガンバッテいるところです。

多少、厳しい時もあれ、この作戦は何とか続けられそうです。ただ、間が悪いことに、フクロの柔らかい温州ミカンはシーズンオフです。今のところ出まわっているネーブルやキヨミなら、まあまあ袋ごと食べられますが、今朝はイヨカンが安かったので買ってきて食べたら、フクロが随分堅かったですね。

そんなわけで、当分の間、散歩がてらにミカンを買ってくることになりそうであります。長続きしない私たち、それにこんな時期に突然目覚めた私たち。さて、いつまで続きますことやら。

お好み焼き2018/01/05

ごめんなさい、大分食べてしまってからの写真です

2,3年前でしたか、役場前の古い民家を買い取って新しく立派な家を建てた人がいると、あらしゅくの知人が言っていたのを聞いたことがありました。そして去年、いつの間にか幟旗を立てて商いを始めたのに気がつきました。お好み焼き屋さんです。

 

気付いてから暫くして寄ってみたのが去年の11月のある日曜日の昼時でした。客が、地元の家族連れ二組が真ん中のテーブルに10人くらい。手前のテーブルに観光客とみえるひと組4人。そして私たち二人が後からきて、奥のテーブルに着きました。テーブルは三つですが、大きなテーブルなので30人は着席できます。

(東伊豆町稲取の役場玄関前にあるお好み焼き屋さん。 駅前バス通りを海岸に向かって信号を直進すればレンガ色の役場が目に入ります。役場の山側が玄関口)

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メニューがないので私たちがまごまごしていたところ、地元の客の若奥さまが4種類のお好み焼きを説明してくれました。常連さんのようです。厨房では亭主のおばちゃんが一人で頑張っていたところ、途中から助っ人が現れました。隣近所のおばちゃんのようです。客足が混んで来た時の約束が出来ているのでしょう。おかげで程なく私たちのも出来上がりました。

 

「広島風のお好み焼き」というのがこの店の看板です。ボリュームがあって食べきれないほどなのに、タレの旨さでどんどん口に入ります。野菜がたっぷりなのも気に入りました。私たちはスタンダードを注文しましたが、他にチーズか餅をトップの豚肉と焼きそばの間に挟んだもの、それから両方とも挟んだものの4種類です。女房殿は食べきれず、持ち帰り用に包んでくれました。

 

女将は肝っ玉母さんのような方で、気さくに話がはずみます。一度訪ねてみませんか。私たちも今日久しぶりに再訪しました。

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料金はスタンダード 700円、追加一つ100円増し。月曜日が定休日。




渋柿2017/11/16

稔りの秋はこの時期、柿の実で象徴されると言っても良いほど、ここ稲取では至る所で見ることが出来ます。ただし、殆どが渋柿で、それも小粒過ぎて食用にはもの足りない感じがします。

今は葉をすべて落とした裸の木に、鈴なりに赤い実を付けた風情は得難いものですが、やっぱりもったいない気が先に立ちますね。素人考えでは、ミカンのように摘果をしておけば、それなりの大きさに成長するのでは?

面白いのは木に生っている渋柿には野鳥があまり手を、いや嘴を出さないことです。渋いものだと分かっているからでしょうかね。

きょうはご近所さんから甘がきをいただきました。先日は吊るしにした渋柿も他の方からいただきました。数日吊るして美味しくいただきました。甘いことあまいこと!

千枚漬け2015/12/03

グアバの実
知人が京都へ旅行したと言って、お土産に千枚漬を届けてくれた。早速夕飯に食べたら、これが大変美味である。袋に印刷された原材料名の欄には聖護院かぶら、昆布、その他みりんなどの調味料の名前が幾つか載っていた。

「京都名産千枚漬 伝承の技で漬け込んだ大安の京つけものです」との触れ込みもさこそ、京都の味に舌鼓を打ったのだった。そして夜半に夢を見た。

場面は竹垣で囲まれた民家の前を通りかかる。その竹垣は細い竹の枝を束ねて横長に並べられ、ずっと先まで続いている。私はそこに立ち止まり、何かに取りつかれたように眺めていた。暫くすると女性の声が背後から聞こえてきた。「この竹垣は全体にボーっとして繊細に見えるでしょう。それをお屋敷の周りに取り入れたところが“京都の味”どす」

そうか、“京都の味は甘酸っぱい”のかと ”納得”しながら、私は一本一本の竹の枝を頭の中に刻み込もうとして、懸命に竹垣を見詰める。下から上まで、上から下までを何度も何度も見つめ直す。そして目が覚めた。京都の千枚漬が竹の垣根に替わった理由が今でもわからない。