志津摩 ― 2018/08/30
きのうは久しぶりに志津摩まで足を伸ばしました。と言ってもこの暑い中、往きはバスを使ってです。先ずは向田の田圃が懐かしかったですね。この一年でずいぶんと様変わりした点をカメラ散歩で紹介しましょう。
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マルヘイ家具さんの先にある畑の中に、あの懐かしい「鉢石」が覘いていたので、寄り道しました。オーナーは稲取のお蕎麦屋さん。無断の立ち入りお許しください。
畑は手入れ無しで草茫々。上部の石だけが露出しています。これは向田の田圃の今は既に鬼籍に入られたUさんの話によれば、昔、津波が大石をここまで持ち上げてきたものなのだそうです。 大自然の測り知れない威力に畏敬の念をもって、ここに祭壇を設け祀ったということなのでしょう。
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そのUさんが手がけた田圃に来ました。
ここには鏡石があります。以前より小道からの見通しがよくなりました。
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反対の東側から見ると、表面が斜めになっており西に傾き始めた太陽の光をまともに受けて輝くことから名づけられたようです。この表面に二つの刻印が見られます。三角と田の字が読み取れます。どこの藩の印字でしたか。
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この棚田に春先、レンゲの花がびっしりと咲いていました。今は夢幻か。
稲取2号踏切を越えます。
目の前に志津摩の海が広がります。
左に青田が穂を伸ばしていました。向田で復活した唯一の田圃。町の活性化を推進するグループがオーナーの協力を得てこぎつけた棚田の一つ。春には小学生の田植えがありました。手前は幼稚園生が主力の芋ほりの現場です。徳造丸(株)グループの社員ご家族の皆さんが集いました。
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遊歩道に立派な道が出来ました。畑中の道を経て国道に通じています。
志津摩川と坂下川の河口がここで一つになります。手前の坂下川の飛び石が3個修理中でした。先の台風で決壊したのでしょう。数年前にも大きな石が転がってきて壊れているのを見たことがあります。
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そして、そして驚いたのが遊歩道沿いの石垣です。見事に整然と築かれています。お城の石垣のようです。この中を覗いてみたくなりますね。何かが出来る予感があります。
ああ、しかし、あのアロエの径はいずこぞ。あのハマダイコンは・・・。夢かまぼろしか。
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いつの間にかホテル「竜宮のつかい」と名前が替わって復活しました。
銀水荘のプールサイドでは今年もまたハイビスカスが咲いていました。
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ここは「とーさんばらい」。漁師小屋がなくなっていますね。台風で壊れたから撤去したのでしょうか?それとも、拠り所にする漁師がいなくなったのでしょうか?大きなイセエビを網から外して観光客に見せていた彼らの姿が私の脳裏に焼き付いています。
池尻海岸では家族連れが磯遊びに興じていました。
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