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タルガネ その22021/05/04


                  <イチゴ用の苗の仮植>

前述の峠路について一言。
東浦路の峠路は河津見高の長野から大きなお地蔵様に守られて稲取側の国道に出ます。ちなみに、その先は徳造丸の志津摩店に近接する脇道を海岸に向かって下り、中ほどの二股の左の道を道なりに行けば再び国道へと出、更に国道を横断して向いの道(マップのA)へと入ってゆきます。要するに曲折を繰り返していたのが昔の道で、後に現在の国道に寸断されたということです。従って、この寸断はこの先でも度々出てきます。
見高のオレンジセンターへ行くにはこの峠路が最適なルートで、これまではこの道を往復しておりました。しかし、この3月にタルガネをめざして歩いた時には倒木あり雑草ありで、かなり苦戦をしいられたことから今回はこの道を迂回することにしたのです。
さて、Aから上がってBの四辻から左のイノキへ上がります。立派なミカンの貯蔵小屋の前を右に回り込み急坂を上った所がこの地区の最高地点。左右に農業用ハウスが建っています。左手の頑丈そうなハウスから人が出てきたので挨拶を交わします。水下のNさんでした。話を交わすのは初めてです。

このハウスではミカンを栽培しており、この時期は夏の収穫のための細かい手入れがあるようです。こちらのハウスは三角の屋根を鉄骨が支えています。向い側のハウスを見ると半円形の屋根で、そちらは鉄パイプの構造だそうです。ビニールの覆いもこちらの方は2重で、全体が見るからに頑丈そうに見えます。やはりコストが前者は後者の3倍も4倍もしているとのこと。ハウスミカンが夏の時期の良質な商品として冬のミカンより割高なのは仕方ないことですね。ソフトトップのお向かいさんの方は野菜の栽培ということでした。

この先の坂下川のほとりが鬱蒼とした樹木の伐採後、やや広い更地が誕生してから間もなくハウスが建ち始めたのは去年の暮れごろだったでしょうか。どうやらイチゴ用のハウス誕生のようです。その点についてNさんに聞いてみると、志津摩でいちご狩りを経営しているKさんのハウスだとわかりました。

その後、Nさんと別れてからKさんのハウスを訪ねると、軽トラが留まっています。早速お邪魔しました。
     つづく