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上林の沢に滝が!2022/09/27


            この写真の中ほどに水煙りが写っています  

一昨日、「ひらなみ」を歩いた帰りにクリーンセンター手前で”滝”を発見しました! 「壬生の庄」を過ぎてクリーンセンターに下る手前、南側の林の中に、迸って落ちて来る大水が樹林の間に見えたのです。ゴーっと大きな音をたてて。

このところ、伊豆でも大雨が続いており、どこを歩いても通常は側溝などに水は僅かに流れている程度なのですが、山中に入ると驚くほど流量豊富な水流に驚かされます。先日、鉢窪山の山麓を歩いた時もかなりの水流に、これなら小規模発電に利用出来るのではないかと思いました。           
                                     図1
図1は国土地理院の地形図です。この等高線で見ると、240~250mの間に”上林の滝”がありました。 ・・・・・この名称は仮称です。それに滝であるか否かがまだ確証が得られておりません。
                                    図2
図2を見れば、図1のA、Bの流れは「イッペー水」から、そして「セイリノテーラ」から来ているのが一目瞭然です。ただ、疑問があるのは、上から”滝”が迸り落ちていたのは等高線の低い方から高い方向(東)に向かっていたことです。歩いているこちらに向かって水が落ちてきていたのです。水は高きから低きに流れるはずではありませんか! とにかく、滝の落ち口に下りて確認する必要があります。近いうちに調べてみたいと思います。多分、ヤブ漕ぎしなければならないでしょうが。

それから、ついでに図2を見ての単なる思い付きですが、どうでしょうかね。以前から、「セイリノテーラ」の話について確証は得られてない問題です。「整理の平」なのか、「背入りの平」なのか、という問題です。

昔から白田と稲取は水の問題などでトラブルがあったと聞きます。時にはこの場所において協議を行った。詰り、トラブルの話を逐一整理して和解に繋げたという説。

もう一つの「背入りの平」説。三筋山~大峰山の尾根歩きをしていると、北側(正確には東南東)に桃野山~檜の山~浅間山の山の繋がり(尾根)が対峙しているのが印象に残ります。その結果、この対峙している尾根を何度か失敗を重ねながら歩くことにもなりました。今では懐かしい思い出です。それはとにかく、図2を眺めていて、檜の山と浅間山の間がかなり空いていることに気が付きました。ここは峠みたいな場所で今では白田川に通じる立派な道です。多分、昔から細々とした道があったであろうことは想像に難くないでしょう。でも、檜の山から浅間山への縦走を妨げるものではありません。さて、そこでつまり、この峠と思われる平らな場所に容易に入り込むことが出来る、即ち、背入り出来る場所が「セーリノテーラ」、という風に考えてみました。単なる思い付きですが大方の意見を頂きたいところです。

なお、桃野の山、檜の山という呼称は、上林の滝と同様に仮につけた名称です。