巣雲やまある記 2 ― 2022/12/02
この広場からはほぼ北側に富士山をはじめ展望が開けます。ベンチやテーブルが幾つかあるので、大勢のグループでの休憩に都合がよい広場です。かつて大丸山山頂までは倒木やイバラの道でしたが、あれから11年の間に歩き易い道に変わりました。 宇佐美地区のNPOの働きに拍手を送りたいと思います。
富士見展望広場から間もなくちょっとした高まりの山道上に三角点(四等)がありました。二度目にしては思いもかけない所にあったという印象です。あのときは巣雲山から下山の途中、大丸山に見参しなければ後々まで悔いが残るという思いで寄り道したのでした。ところが、現在の不遇な場所で出逢ってみると、いささか拍子抜けした感じです。
大丸山を通過して次は巣雲山です。一旦、伊豆スカイライン側へ降りてから、大きな絵マップの看板を確認して山頂を目指します。このスカイラインの手前で北側に分岐する踏み跡に入りかけましたが、すぐに戻りスカイライン目指して下って正解でした。11年前に巣雲山からの下山の途中、どの方角から大丸山に登ったか未だに思い起こすことが出来ない、つまり、私の頭に巣雲山と大丸山の位置づけが出来ていなかったのに起因しています。それともう一つ。スカイラインに接触するのはこの山行きでは一ヶ所だけで、その接触点から5,6分で山頂に登れるという頭がありました。それが実際には二カ所あったのです。
スカイラインに出てからは先ほどの絵マップと同じものを、今度は念入りに見て出発です。第2のスカイラインを確認するまでがアップダウンを繰り返す苦しい行程でした。約30分近くかかりました。その後はやはりわずか5,6分で待望の巣雲山の広場に到着です。午後12時半でした。トップのĪI氏がそのまま展望台のラセン階段を上がって行きます。セカンドのS氏、そして殿から私が後を追いました。展望台に上ると、四方に景観が広がりますが、この時刻には陽も柔らかくなり、遠景は雲に覆われて残念ながら富士山も姿を隠していました。
下山は分岐点まで戻って峰コースに入りました。途中、間もなく平家の落ち武者が生き仏となって埋められたお墓の前を通過。峰コースは山間を下る細い道、寂しい道、沢沿いの道が延々とつづきます。ここに来てやっと山歩きの雰囲気を取り戻した感じです。丹沢や奥多摩の山を思い出しました。「行者の滝」は見上げるほどの落ち口から僅かな水が糸のように流れ落ちているのが分かりました。秋の長雨、初夏の梅雨の時など水量は豊富に見られるのでしょうが、滝水が多ければ、これにつづく沢道が心配です。
行者の滝
その後、小沢に丸木を並べて渡した小橋を渡る道と、沢の右岸沿いの道とに分かれる所に出ました。ここで思案六法。結局、小橋を渡って正解でしたが、この分岐点には方向指示標の設置が望ましいと思います。登り方向にはともかく、下りに特に必要ですね。
その後は、沢沿いの美しいヒノキ林を抜けて別荘分譲地に到着。そして竹林を過ぎれば、宇佐美の市街地は間もなくです。



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