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再び戸塚尾根 ― 2011/04/21
天城山は1400メートルを越える万三郎を盟主として、万二郎・遠笠山など1000メートル以上の山々が伊豆半島のほぼ真ん中に東西にどっかりと居座った山脈です。深田久弥の日本百名山の一つでもあります。
その稜線に上がる一般的なコースは、西の河津側から天城峠を出発点にするのと、逆に伊東側のゴルフ場から上がるのと二つあります。
他に、東伊豆町側からアプローチして箒木山経由で万二郎に登るルートがありますが、コースは整備されてないので一般的ではありません。私はこのルートを去年、何度か通って“通行券”をものにしました。ただし、アプローチは長い林道歩きでした。
昔は東伊豆町側からいろいろルートがあったようですが、今では殆どが廃道になっています。多分その一つと思われる戸塚尾根に最近興味を持ちまして、先週トライして先ず様子を見、今回めでたく完投勝利をあげることが出来ました。ルートは白田の発電所を出発点にして天城ハイランドの別荘地を経由し、戸塚山(小岳)に上がって万三郎・万二郎を縦走後、ゴルフ場に下りるというものです。
二回目の今回は、取り付き点を探してウロウロする時間が割愛できたことが大きいと思われます。ただ、最後に稜線に上がる急登では足が上がらず、竹藪を分けての登行に嫌気さえ感じたほど疲れました。
でも、今日の天城山は霧の中で、展望はありませんでしたが、アセビ、マメザクラ、ブナの古木、ヒメシャラなどが迎えてくれて、それなりの山旅を楽しみました。
さて、残された課題は戸塚尾根に関して、下りを成功させることです。山は登りよりも下りのほうが難しいのです。ルートが定かでない場合は尚更です。ですから、下りをこなして初めて真の完投勝利を上げることができるわけです。
どんな作戦をとるか、じっくり考えることにします。
なお、写真は下記をご覧ください。
http://www.imagegateway.net/p?p=Cu5uNhxeQPj
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