伊東港 ― 2010/11/03
風も穏やかな秋晴れの今日は文化の日。こんな好日に家の中に閉じこもっている手はないと、急遽、伊東へ出ることにしました。
急に出かけることにしたので、特に目的はありません。伊東のどこかを歩ければ良いというわけで、ネットで見かけた松川遊歩道から渚公園・伊東港をぶらつくことにしました。
伊東駅からお土産店や食堂街を抜け、大川端に出て川沿いの遊歩道を海へ向かいます。先ず”東海館”という、櫓のある古い旅館が目につきました。大正ロマンを感じさせる佇まいです。
通りがかった人に聞くと、今は営業していないと言います。その隣にも古い旅館があり、こちらのほうは京都の某が買い取ったとのこと。とにかく、この川べりには趣きのある旅館や寮がいくつかありました。
先ほどの通りがかりの人の話では、サクラの季節には賑わうということでしたが、桜の木はところどころにしか目にしませんでした。もっとも、柳の木が並んでいることもあって、風情が感じ取れる遊歩道であることには変わりありません。
途中、川べりに下りると、マガモやカルガモ、それにユリカモメがたむろしていました。アオサギが近寄っても、びくともしなかったのには驚きました。目の前に見ると、さすがに大きな鳥だということがわかります。
国道135に出る手前にウイリアム・アダムス(三浦按針)のモニュメントがありました。徳川家康の命により彼の指導のもとで、この地に日本で初めての造船所が造られ、大型帆船が築造されたそうです。
伊東港に出ると、広大な漁港に目を見張りました。船の繋留場所はあちこちにあり、余裕は十分です。あるエリアでは数艘の漁船がすべて釣り船で、そのうちの三艘はうちの船だと教えてくれた若者がいました。きょうはもう既に漁から引き上げた後だそうです。
戻ってきた漁船が先ず製氷所に寄って氷を載せます。水際にある工場から大きな管を通って船に積み込まれていました。稲取漁港とはずいぶん規模が違う良く整備された漁港です。
防波堤や突堤には大勢の釣り人が海へ長い糸を垂れていました。私たちは近くの“あおきフード”店で買い込んできたお弁当を真ん中の突堤で食べることにしました。その間にも漁船が港に出入りしています。(つづく)






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