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定置網2015/08/05

稲取漁港の新堤防にて
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朝、新堤防に巨大なクレーンと膨大な量の漁網が積み上げられています。ちょっと立ち寄ってみました。既に船から陸揚げされた後で、数人の作業員が作業を一段落させたのでしょう、ちょうどコンクリート塀の日蔭で休息を取るところでした。

 

山になっている網をよく見ると、浮きのようなものが幾つか付いています。多分、浮子ではなく、重しの役目のものでしょう。いわゆる沈子(いわ)という奴かな?だとすると、この網は定置網ということになります。それが証拠にこの沈子には貝殻みたいなものがへばり付いています。
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稲取では“ネコセ”と呼んでいるのが定置網でしたか。金目漁の船が出る時刻がだいたい2時~3時頃。7年前の盛んな時は2時ごろには次々と列をなして出港していきました。壮観でしたね。この間までは3時頃から、今はようやく2時ごろからポツポツと出てゆく感じです。

 

そんな時に、煌々とした照明で帰ってきて給油所の埠頭に着ける大きな船がありました。以前は確か4時頃に帰って来ていたと記憶しますが、最近は少し早いようです。この船が“ネコセ”と聞きました。

 

そして、待機していたトラックが水揚げを受け取って出発する光景が展開する、というイメージが私の頭の中に出来上がっています。新堤防の網元と給油所のこの網元とは別なのか、という疑問とともに、また確認してみましょう。