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地図読み検証2012/11/26



新山峠から東へ尾根をたどります。北東方向の破線の道は発見できませんでした。
999m高点へは難なく到着。北東方向へ尾根を下ってゆくと、木肌に赤ペンキ発見(Ⓐの地点)。足元に石柱が埋め込まれていて「奥原」と彫られていました。 



ペンキは2か所あり、目の前に立ちはだかる尾根を左から右へ巻くかのような北へ誘導するペンキがあり、食指が動いたが、直進する赤ペンキに従いました。
 


北北西に伸びる尾根に上がったところは明るく開けています。これより北方向に尾根筋を上ってゆきます。そして平らな痩せ尾根に乗り上がった所にまた石柱がありましたが、こちらのほうは良く読めませんでした。その後は進路を東にとり、目の前の高みを登ります。
 


気が付くと前方には高みがありません。すると、登り切ったこの地点は1085m高点です。時刻は1040分。ここまで1時間10分を要しました。時間をかけて慎重に歩いたのに、Ⓑ地点の平らな細尾根の記憶がありません。Ⓒに上がった時点ではそこをⒷ地点と思っていました。
 


振り返って考えると、第二の石柱がⒷ地点だった可能性があります。地形図では平らな痩せ尾根が長く伸びているように読めますが、写真を見ると、実際は平頂の部分から前方に僅かながら低い段差がありますので、結果的に地図読みを間違えたことに繋がったのでしょう。
 


この1085m高点からは木の間に三筋山を覗き見ることができます。取りあえず、ここまでくれば「分岐」のゴールは間近です。下りは広い尾根なのでなるべく東側に寄りながら進み、間もなく前方の木の間に大きな案内板を見つけました。緊張から解放された瞬間でした。万歳!