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役場前に花の広場を2014/04/11

ツリガネズイセン
今朝、役場前を通りかかったら、ちょっと変わった雑草に気が付きました。山地で見るツリガネニンジンのような小さな花で、葉がスイセンに似ています。ネットでツリガネズイセンとわかりました。薄紫色の縦縞が印象的です。ユリ科シラー属の外来植物だそうです。

このそばにカラスノエンドウも咲いていました。小さなピンクの花びらが綺麗な花です。他にも、ちょっと離れた場所にオオイヌノフグリ。この花も小さな花ですが、青色が透き通ったようで綺麗ですね。役場前の広場が歩道に隣接する場所にはいろいろな雑草が生えていて、春から夏にかけては目が離せません。

そこで、この広場が船着場の一部を除いて芝生や雑草で覆われていたらと思うのは、手前勝手な単なる思い付きだと非難されそうですね。でも、稲取駅から海に向って降りてきて、左右に広がる花園を前にしたら、また違った印象を皆様持つのではないでしょうか。

この広場は自動車の駐車場でもあり、各種イベントが開かれる場所でもあり、かつまた、コンクリートブロックを製造する場所となったりしています。しかし、観光立国ならぬ、“立町“を標榜するなら、こんな観光に大事な場所でコンクリートブロック造りはいかがなものかと思うわけです。

それから以前にも書いたように、この広場に接する歩道上には相変わらず犬の糞が目立ちます。犬を散歩させているたいていの人は手ぶらで、それなりの用意をして歩いている人はごく一部の人でしかありません。都会では考えられないことです。犬の糞の後始末は飼い主のマナーであり、観光地ならそれ以上に大事なことです。犬の糞を踏んづけた時、観光客はどう思うでしょうか?

観光客誘致のために施策を思いめぐらすのは勿論大事なことです。しかし、その前に観光客を迎える住民の意識を先ず変える必要があります。住民一人一人が観光大使の自覚を持ったら、稲取も随分変わるでしょうね。最低線、当たり前のマナーは堅持したいものです。