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退院後のメモ2014/03/02

かぐら岩
退院した頃だったか、両ふくらはぎの横外側にかゆみを覚え、思わず掻いたら皮膚のその部分が白っぽく荒れた。しかも、両手指が少し白っぽい感じでカサカサしている。その時は、入院中の長い間点滴を受けていたから、体の脂肪分が足りなくなったせいかなとも考えていた。

それから2~3日したら、発疹が目に留まり、かゆみは大腿の内側にも発展し、触るとザラザラなぼつぼつが出来ているのを確認。その後、発疹は腰から背中へと進んできた。

手術後の外来予約日に主治医に発疹のことを相談すべきだったのを、別の理由から薬の変更を告げられ、相談するタイミングを逸してしまった。当時、便通の頻度が余りにも多く、外出が困難なのを先ず訴えたためだった。

薬を変えてから、便通の回数が落ち着いてきて外出の不安が減ったと同時に、今度は体全体のかゆみが酷くなってきた。日中はそれほど苦にしないが、就寝中が酷い。そこで、新しく出してもらった薬も止めて様子を見ることにした。

本来ならば皮膚科を受診するはずなのに、手術後の薬の副作用を先ず疑ったのである。しかし、薬の服用を止めても痒み、発疹は収まらない。どうしたものかと薬をもう一度調べたら、他に血圧降下剤(アムロジピン)を退院後から服用し始めたのに気が付いた。

薬局が添付してくれた能書きには薬の効用だけで、副作用の記載がなかったので、疑いもしなかったのだ。ネットで調べると、やはり、かゆみ、発疹の副作用があるという。そこで直ちに中止して今日で三日が経った。しかし、依然としてかゆみ、発疹がある。このままだと薬の副作用ではなく、皮膚科の問題ということになる。

原因を特定しようと、下手なシュミレーションをした結果がこれである。相変わらずの優柔不断が解決を長引かせている。

ところで、疥癬や出来物にはアロエの汁が良く効くそうである。前に“やっさかさん”から、ミカン畑で一日仕事した後、かゆみ、発疹が出来たのでアロエの汁をつけたら一日で治ったと聞いたことがあった。昨日そんな話を思い出し、早速、彼に頼んで裏庭のアロエを一株もらってきて試してみた。

日中、確かにその効能は抜群であった。赤い発疹は消え、痒みも確かに失せた。ところが夜、就寝中に小用で目が覚めると、トイレで腰から上が痒い。酷くはなっていないが、とにかく痒い。アロエの効果は半々であった。さすがのアロエも万能ではないとわかった。

明後日が外来予約日なので、その時までには薬の副作用か否かがある程度、判明するだろうと思う。それまでは我慢するしかない。

下賀茂温泉と河津サクラ2014/03/04


青野川の河津サクラ

病院の外来予約診療を済ませたあと、ついでに南伊豆の下賀茂まで足を伸ばして来ました。云わずと知れた、青野川沿いの河津サクラの見物です。
電車の車窓から見た河津のサクラ並木はちょうど今が満開状態。電車はその見物客で満員でした。先週、蓮台寺を訪ねたときと同様、河津駅でほとんどの客が下車して、その後、下田まではガラガラでした。

 

下田から乗ったバスが菜の花畑の日野(ひんの)を過ぎると、間もなく青野川沿いに河津サクラが目に飛び込んでまいります。私たちは見当をつけて加畑橋でバスを降りて歩くことにしました。

 

加畑橋から九条橋まで来ると、青野川沿道は満開のサクラ並木。河津川の並木と比べても決して引けを取りません。否、女房殿に言わせると、こちらの方が枝ぶりは立派だと。確かに、若々しくて何となく勢いが感じられます。多分、実際に植えられたのは河津のずっと後なのでしょう。

<銀の湯会館>

 

道の駅あたりから、沿道の人出は急に多くなってきました。やはりこの辺から「銀の湯会館」にかけてがサクラ並木の一番のポイントでしょうか。見どころの一つ、熱帯植物園には寄らず、私たちは橋を渡って「銀の湯会館」へ。ここで温泉に入るのも目的のひとつでした。ここは今回で二度目の訪問となります。

 

青野川沿いを歩く観光客の数が多い割には、風呂が込んでなかったのは幸いでした。数台の大型観光バスが客を運んできてましたが、どうやらこの観光客はサクラと熱帯植物園の見物客のようです。土日は知らず、平日ならばこの温泉はゆっくりくつろげる穴場と思われます。


退院後のメモ その22014/03/05

南伊豆青野川沿いの河津サクラ

きのうは病院に出向き、2月18日に採血した結果を主治医から聞いた。総じて順調であるとの診断だった。手術後40日の採決結果である。

大腸ガンの腫瘍マーカーとしてはCEA,CA19-9の数値の変動が、その後の経過、再発や転移の早期発見にも重要な指標となっていることを主治医から聞いていた。

CEAはタンパクの一種でガン細胞が増殖すると増える。この値は基準値が0.0~5.0ng/mlで、今回は1.3ng/mlだった。手術前の去年12月12日の数字の4.2ng/mlからすると大幅に減少している。

CA19-9は特に膵臓ガンのマーカーとして重要だが、大腸ガンの場合でもある程度の指標になっているそうである。この値は基準値が0.0~37.0U/mlで、今回は1.2U/ml未満。12月12日の採血では2.5U/ml。

念のため調べてもらったPSA(前立腺ガンの腫瘍マーカー)も0.00~4.00ng/mlの基準値で0.40ng/mlの結果だった。

このように大腸ガンについては、現時点では心配する数値は出ていないが、総コレステロールの値が暫くぶりで400mg/dlの大台に乗ってしまった。LDL(悪玉)が306に増えたのだ。昨年12月12日の検査ではLDL250、総コレステロールは368だった。

それから体重が手術前より減少したのに、TG(中性脂肪)が許容量(35~149)を越えて268だったのには驚いた。これはコレステロールも含めて、多分、運動量が極端に減ったためだろうと思われる。

いずれにしても、70歳を超えた身ではLDLの治療は避けられない。血圧降下剤とともに薬による治療を開始することにした。

きのうの虹2014/03/06

きのうは一日雨でしたが、夕方になって漸く雨が上がる頃、西の空がオレンジ色の夕焼けに染まり、東の空に大きな虹の弧が出来ていました。よく見ると、その虹の外側にももう一つ薄くかかっているのが見えます。

 

海側のベランダに出てみると、天王さんの林の上に一段と明るい円弧ができていました。こんなに明るいのは最近にないことです。

 

今週は低温が続いています。今は“花冷え”かな。もっとも、花の咲いている期間を長く維持するには低温のほうがいいのかも。



シロハラ2014/03/07

シロハラ
先日(225日)、アニマルキングダムを訪ねたとき、ゲートを入って直ぐの築山の手前にシロハラを見つけました。ほんの2~3メートルしか離れていません。普通なら逃げてしまう距離で、警戒しながらも落ちている木の実を啄んでいるようでした。

 

暫く眺めながら写真に収めたりしているうちに、やっと目の前の築山へ逃げてゆきました。写真を見ると、いまいましいと言うような目つきをしています。ひとの食事のじゃまをしたな、と云うわけです。私としてはこんなに鮮明な写真が撮れたのは初めてのことです。

 

目の周りの黄色い輪がアカハラと同じようなアクセントになって可愛いですね。アカハラは少し怖い目つきですが、シロハラは大まじめな目つきです。いずれもツグミの仲間で、冬に大陸から渡ってきます。