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あさま荘と”しんめいさん” ― 2016/03/01
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権現線遊歩道入口に最近、押しボタン式信号機が取り付けられましたが、今朝はここから権現坂に入らず、勘平山と田の上を分かつ道を上がってみました。この台地には“しんめいさん”のお堂があり、だいぶ前に遊歩道側から訪ねたことがあります。
台地に上がると、先ずは立派な「あさま荘」が気になります。人の気配はないものの、敷地内や周りは小奇麗で管理は行き届いているように見えます。隣の畑で作業しておられたお二人の方に伺いましたら、今はもう営業はしていないようだとのこと。
稲取駅のホームに立つと、コンクリートの白い建物が目立ちます。さぞ、眺めのよい宿だろうと思っていました。その現場に来て、確かに海側の景色は180度抜群だし、この旅館の2階の部屋からなら、“バリカン山”や入谷側の眺めも楽しめそうです。営業してないのがもったいないですね。
<正面は飯盛山>
更に奥に入ってみました。数年前、お堂から回り込んだときにはなかった新しい立派な建物が何軒かあり、一番奥に見覚えのある平屋のドライブインが健在でした。
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<こちらは愛宕山 崩壊した部分を間近に>
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<北側にはバリカン山も目の前>
<北側にはバリカン山も目の前>
少し戻って、細道に入った突当りにはいつの間にかタクシーの駐車場?が出来ていてビックリしました。車を洗っている人もいます。お堂はその脇の茂みの中にありました。久しぶりにお堂の前から中を覗きます。やはり中は全く見えません。写真を撮ったので、帰宅していろいろ露出の調整をしたら、立派な小祠が現れました。その祭壇と思しき台に線香立てがあったのは意外でした。
東側からの細い参道は先月だか、先々月にヤブ払いがされていましたから、容易に権現坂側に下ることが出来ました。この後は“おおぶら”の山を探索し、“稲取アルプス”から港を一望してから上田代~二つ掘~天神原経由で港へ。ちょうど稲取・大島航路のジェット船の、お昼の便が入港するところでした。
東伊豆町の三角点その2 ― 2016/03/02
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先週の木曜日に続いて、大川の三角点探し第2弾を決行いたしました。今回は結果からするとラッキーな探索行でした。先週4個の目標が2個で終わった残りの2個の探索です。
大川公民館①から歩き出し、先ずは②へ向います。国土地理院の地図では、「ぼ泣き石」(残置の築城石)がある場所の近くに印があります。県道(旧道)沿いなので探索は難しいことはないだろうと予想していました。
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この場所は「風月無辺」(宿)への入り口で、嬉しいことに山側にコンクリートの細い石段が目に入りました。そこを上がると、山側にミカンの木が横に並び、手前はクヌギのような木が一本立っているだけの、手入れが行き届いていない畑です。
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ざっと全体を見渡して、直ぐにそれと判る白い角柱が道路側の防風林の脇に立っているのに気がつきました。万歳!拍子抜けするほど簡単に見つかりました。この三角点は予想通り四等です。丸い黄色いチップは勿論埋め込まれていました。
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明日につづく
三角点その3 ― 2016/03/03
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さて、次は草崎川の手前、東伊豆町の東海岸では最北の三角点へ、多分、難航するだろうと予想しながら向かいます。県道を戻り、向井山への引っ込み線③から汐見崎別荘地へ上がりました。コンクリートの大きな水道施設のある小道が懐かしかったですね。
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この道は、三島神社からリゾートマンションの脇を上がり、大川川に架かる鉄橋を渡って県道に上がる古い道を辿って過去2回歩いています。今回は県道から直接別荘地へ上がりました。落ち葉や木の枝などで歩きにくいのではないかと思っていましたが、ある程度、手が入っているようです。
<管理事務所前の素敵な別荘 この別荘側の道を行くのが東浦路>
別荘地内に上がったら、右に下って管理事務所前で⑥の県道への道へ下らずに、⑤の方向へ向います。この道がいわゆる東浦路。道なりに行くとショベルカーなどが置いてある作業場Aで行き止まりになりますが、北へ進んで行けばある程度の道形を追って県道に出るのが東浦路です。
<この作業場を左から上がって更に左へと回り込みます 東浦路は画面手前から崖際を真っすぐ進みます>
今回はAから西へ拓かれた道をBへと回り込みました。実はBにたどり着く前に、Aの手前でやはり拓かれたままの道を追って、△164.8の近辺を探したのですが、皆目見当もつかず、そのうちに青い網で囲われたエリアに突き当たり、やむなくAからBへと回り込みました。
多分、このエリア内にあるのだろうと思いながらBまで来たら、畑で作業中のご婦人の姿を見つけました。有難いことに、手を休めて当方の“たわごと”に付き合っていただきました。地図を見せると、暫く考えてから、ちょうどこの場所が地図上のT字路だと指さして、この道の延長線上に三角点があるはずだと言うのです。
このB地点の下に青い網で囲まれたエリアがあり、その中に青い屋根の小屋がありました。B地点から180度回転するように戻って、そこから青い小屋を目指せばその線上に見つけることが出来るはず。このご婦人は地図の読図能力が私のそれよりずっと優れている、と思えたのでした。
このヒントを得て、早速引き返し、Bの東側に来たと見当をつけて、そこから西へ向かってみました。そして暫くキョロキョロ見渡した後、青い網のエリアの手前で、藪の中に白い標柱を発見したのであります。よくぞ見つけました。これもあのご婦人のお蔭でしょう。現物は三等三角点でした。
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欣喜雀躍したその足でご婦人の許へご報告に及んだのは言うまでもありません。この山全体を見て、本日は無理かもしれず、二、三度通うことになるかも知れない、とまで考えていたのですから。帰りは、⑥で県道に出て、⑦から三島神社方向へ下りました。ゴールは勿論、磯の湯です。
<鉄橋を渡り水準点の脇のウメの花をめでる⑦ 向井山を振り返り見て>






























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