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この櫓は温泉、飲料水? ― 2016/04/29
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国道沿いのホテル「えいざん」の前にヤグラが立ったのは10日ほど前でした。私が気が付いたときは未だ中途でしたが、その2日後にはヤグラは嵩上げされ、今朝はもう7~8mくらいの高さの立派なヤグラになっていて、その中にボーリングの機械がデンと置かれています。
まさか国道沿いのこんな場所に温泉を掘るわけはないので、水質検査か岩盤検査かな、と思っていました。去年あたりから、町の水道事業の効率化のために水脈調査が行われてきたようで、“水乗り”の調査も好結果をもって終了し、もう1か所ボーリングする予定の話も聞いています。
しかし、そのための調査なら地形から見て水乗りからのラインを考えると、ふれあいの森~アセビの森あたりを掘るのではないかと想像していましたから、このヤグラについては疑問に思ったのでした。
今朝、作業員の方が仕事に取り掛かる前のチャンスを捉えて話を聞いてみました。実は、このボーリングはクリーニング業者の依頼で水を掘るためだったのです。この場所の横に今は閉鎖されたライスセンターの建物があって、この工場でクリーニング業を営むらしい。
これだけの建物でそれに見合った業務を行うとすれば、相当の水を使うことでしょう。水道の水では採算がとれません。そう云えば北川の貯水槽を思い出しました。山からの水を溜めて、海岸沿いの温泉街に雑水として供給しています。高低差があるのでポンプアップの経費は無しです。
ボーリングはこの仕事では1日10mだそうです。先ずは30m、そして50m、70mがそれぞれの目安になり、一応200m(100mたっだかな?)で目途を付けたいということでした。いずれにしても、高額の費用がかかることでしょう。
それにしても、ボーリングと云えば先ずは温泉、そして飲料水です。雑水が目的というのは考えが及びませんでした。


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