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エビ漁 ― 2013/04/23
向井の船揚場の作業小屋にNさんの姿を認めたので、久しぶりに寄ることにしました。Nさんは今年86歳。相かわらず、お元気です。いつものように指定席に座って、私どもにも椅子を勧めてくれました。
時刻は11時を回って、船揚場には殆どの船が揃って並んでいます。でも、作業する漁夫の姿はありません。今朝は汐の流れが悪く、早々に引き上げてきたのだと言います。手ごたえがなければ燃料の無駄遣いで、円安の今は悪条件に追い打ちをかけているようです。
Nさんは既に現役を退いて息子さんにバトンを渡していますが、その息子さんは“陸にあがって”もう一年余り。立派な船は船着場に係留されたままです。船底には“コケ”がいっぱい生えているのでは?
しかし、一旦任せたら口を挟まないNさん。ご自分のほうはこの29日からエビ漁が始まるので、またエビ網の手入れの仕事が待っています。現在、稲取では漁船の数は全部で70数艘。そのうちエビ漁を手掛けるのは半分くらいだと言います。
昔はこの作業小屋はエビ網が所狭しと、吊り下げられていたそうです。そんな光景を今では期待出来ないとは言え、遠目にもあの色鮮やかな網の前で職人芸のような手繕いをするNさんの姿をまた来週から見られるのは嬉しいことです。
時刻は11時を回って、船揚場には殆どの船が揃って並んでいます。でも、作業する漁夫の姿はありません。今朝は汐の流れが悪く、早々に引き上げてきたのだと言います。手ごたえがなければ燃料の無駄遣いで、円安の今は悪条件に追い打ちをかけているようです。
Nさんは既に現役を退いて息子さんにバトンを渡していますが、その息子さんは“陸にあがって”もう一年余り。立派な船は船着場に係留されたままです。船底には“コケ”がいっぱい生えているのでは?
しかし、一旦任せたら口を挟まないNさん。ご自分のほうはこの29日からエビ漁が始まるので、またエビ網の手入れの仕事が待っています。現在、稲取では漁船の数は全部で70数艘。そのうちエビ漁を手掛けるのは半分くらいだと言います。
昔はこの作業小屋はエビ網が所狭しと、吊り下げられていたそうです。そんな光景を今では期待出来ないとは言え、遠目にもあの色鮮やかな網の前で職人芸のような手繕いをするNさんの姿をまた来週から見られるのは嬉しいことです。
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