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すもぐり ― 2012/04/25
釜屋の海岸に出たら、樽を浮かせて潜っている人が何人かいました。トーサンばれーから上がってくる人がいたので声をかけてみました。
腰に鉛のベルトを締めています。外したのを持ってみたら、かなり重い物でした。一つが1キロあるので全部で10キロあるそうです。手に持った感じではもっとありそうでした。ベルトからヒモで樽に繋がっています。
ウェットスーツは外見はゴワゴワの感じですが、触ってみると内側が柔らかいパッドのようなものでした。これなら冷たい海水でも体を保護してくれるでしょう。今日の海水温度は17度だそうです。
サザエなどの漁は4月から9月いっぱいまでとのこと。見たところ10キロくらいの収穫は朝9時から1時間半かけての労力の賜物でした。うまそうにタバコを吸い始めたところで、質問攻めにしたせいか、「いい加減にしてくれないか、こっちは疲れているんだ」とご機嫌斜め。
このあと、“はなれ”を回ったら、釣り人が教えてくれました。岩の近くで潜っている人から漁は午前中だけというのがキマリだと聞いたそうです。目の前で1~2分潜って浮かび上がる度に大きな声を上げながら激しい呼吸を繰り返していたので、それを長い時間続けていたら相当疲労も重なるのではないか、ということでした。むべなるかな。
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