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どうぶつがすき ― 2012/05/02

「どうぶつがすき」パトリック・マクドネル作 なかがわ ちひろ訳 あすなろ書房
動物学者ジェーン・グドールの子ども時代を書いたお話
おとうさんからチンパンジーの縫いぐるみをもらったジェーンはジュビリーという名前をつけ、どこへゆくにもいつも一緒でした。
にわとり小屋でにわとりが卵を産むのを間近に見たり、ブナの木に耳をぴったり付けて木の中を樹液が流れる音を聞いたり、とにかく戸外の動物や昆虫の生態を観察するのが大好きでした。
そしていろいろな本を読むうちに、ターザンのようにアフリカへ行って動物たちと仲良くしたいと思うようになりました。
ジェーン・グドールは1960年からタンザニアのゴンベの森(現在のゴンベ国立公園)でチンパンジーの研究を始め、チンパンジーが道具を使うだけでなく道具を作ることを世界で初めて観察することに成功しました。
その後彼女はジェーン・クドールインスティテュート(JDI)をつくって地球環境保護活動に力を注ぎ、また、ルーツ・アンド・シューツ(根と芽)の運動を世界に広めました。
本書は日本絵本大賞と翻訳絵本賞を受賞しています。
動物学者ジェーン・グドールの子ども時代を書いたお話
おとうさんからチンパンジーの縫いぐるみをもらったジェーンはジュビリーという名前をつけ、どこへゆくにもいつも一緒でした。
にわとり小屋でにわとりが卵を産むのを間近に見たり、ブナの木に耳をぴったり付けて木の中を樹液が流れる音を聞いたり、とにかく戸外の動物や昆虫の生態を観察するのが大好きでした。
そしていろいろな本を読むうちに、ターザンのようにアフリカへ行って動物たちと仲良くしたいと思うようになりました。
ジェーン・グドールは1960年からタンザニアのゴンベの森(現在のゴンベ国立公園)でチンパンジーの研究を始め、チンパンジーが道具を使うだけでなく道具を作ることを世界で初めて観察することに成功しました。
その後彼女はジェーン・クドールインスティテュート(JDI)をつくって地球環境保護活動に力を注ぎ、また、ルーツ・アンド・シューツ(根と芽)の運動を世界に広めました。
本書は日本絵本大賞と翻訳絵本賞を受賞しています。
町道稲取片瀬線通行止め ― 2012/05/04
きのう、町道稲取片瀬線の一部が通行止めになっているとのニュースがありました。そこで今朝早速、様子を見てくることにしました。向井の天草館から黒根橋に向います。
すぐに通行止めの三脚があり、晃山丸の釣り宿の前を通過して伊豆急のトンネルの先まで来ると、全面通行止めのバリアがかかっていました。完全にシャットアウトしてあり、当局の備えは万全です。
このバリアを乗り越えて進む大バカには“基本的人権”は保障されません。この際、少しの間、この権利を返上して敢えてバリアを突破しました。
しかし、前方に何ら異変は発見できません。落石に注意しながら暫く進み、黒根橋を渡ると、見えてきました。この橋を渡った黒根より数メートルのところに崩れ落ちたデブリが行く手をわずかに塞いでいました。今朝の伊豆新聞の報道どおり、土砂が道の三分の二ほど覆っていました。
見上げると、断崖の中腹辺りから地すべりを起こしたのがわかります。発生源は金網の届かない上の部分でしたから、抉れた分がほぼそっくり道路にまで崩れ落ちた状態です。山崩れの規模は小さいものの、この土砂を取り払って道路上をクリアし、崩壊したのり面に工事を施すとすると、道路復旧までにかなり時間がかかるものと思われます。
えせ専門家 ― 2012/05/01
きのうの関越自動車道での高速夜行バスの事故は7人が死亡、39人が重軽傷を負っています。原因は運転手の居眠りだそうで、亡くなった方々や遺族の無念さを思うと言葉がありません。
この事故についてはバスの運転手が二人乗務していなかったことがクローズアップされています。国土交通省では走行距離670キロを超えた場合に2人の乗務が必要との指針を定めていますが、この事故の場合は545キロの走行で事故を起こしています。
しかし、この670キロや、それを定める目安とした運転時間9時間は果たして常識的な数字だったのでしょうか?多くの人命を預かっているバスの運行としてはキロ数も時間も長すぎるのではないでしょうか?増して今回は夜行バスなのです。
こうした問題が起こるたびに“専門家”がテレビなどに登場して問題を指摘しています。しかし、問題点を指摘するのは良いとしても、何故、事前にそれを提起して事故防止に役立たせなかったのか残念でなりません。
去年の東北大震災では地震津波が発生したら、より高みへ一刻も早く逃げるようにと、ある大学教授が常日頃、子どもたちに指導していたことが話題になりました。そのお蔭で指導を受けた児童がすべて無事でした。思うに、この方こそが真の専門家であり有識者なのではないでしょうか!
事故を起こした原発の問題でも然り。事故が起きた後で問題点を指摘したのでは遅いのです。前もって指摘して対策に役立たせるのが専門家なのではないでしょうか?後から出てきて、ああだこうだ言ってもむなしいのです。
似非(えせ)専門家がテレビに出て解説しているのを見るにつけ、腹立たしい気持ちになります。
by inada [論評] [乗りもの] [コメント(0)|トラックバック(0)]